第34話 立ち去った後

立ち去った後、少し目立たないようにするため一旦路地裏に入った。

すると、路地裏でカツアゲの現場に出くわしてしまった。

強そうな男三人と、少し汚れた服を着た男の子が一人。

「なんじゃてめぇ!早く金を出せ!」

「いやです!これは絶対に渡せないんです!」

なんかやばい現場に出くわしてしまったのでこれ以上面倒ごとには巻き込まれたくないと思い、その場から立ち去ろうとしたとき、男の一人が僕の存在に気づいて

「てめえ、なんか用あるのか?さっさと引っ込んでろ!」

といいながら、殴りかかってきた。

実は僕は前の世界で中学生の時、空手をやっていた。

なので、相手が殴ってきたが、すぐに対応できた。

そして、残りの二人はこの状況を見てすぐに逃げていった…

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