第10話 自分のスキル

お茶に誘われ、老人についていくと、小さな村についた。


「こんなところに村ってあったんだ…」


村ではいろんな人がいた。


でも、僕が真っ先に目についたのは、もふもふのかわいい動物たちだった。


実は、僕は昔から動物や生き物が大好きだった。


なので、夢はもふもふの中で幸せに暮らすこと。だったのだが、なんとマンションぐらしだったため、


動物は飼えなかった。


動物たちと触れ合おうとしたが、その前に老人の家に案内された。


「あとでいくか・・・」


かわいいカップに入った紅茶を出されて一口飲んだ時、唐突に老人が話しかけてきた。


「あんたは、スキルを持っているようじゃな。」


ぼくは、「何のことですか?」といった。


「なぜならお前が魔物に襲われたとき、犬が来たじゃろう?、実はテイマースキルをもったものにしか従わない犬なんじゃよ。なのに、お前さんのところへ突然走り出した。つまり、わし以外の人に反応するのは、テイマースキルを持っているということになるんじゃよ。」


その言葉を聞いて、僕は、スキルを持っていることが分かった…

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