第2話 始まりと出会い

目が覚めると、どこかもわからない草原にいた。


「ここどこだ?」


とりあえずあたりを見渡すが、なにもない。


どうするか考えていると、遠くに何かあることを偶然あった古い看板で知った。


とりあえずその看板が正しいことを信じて進み続けた。


すると何とか街道らしき道に出た。


「はあ、やっと一安心だあ…」


休憩しているとそこに商人らしき人に出会った。


「こんにちは。お兄さん、そこで何してんだい?」


「いや、道に迷いまして…」


すると商人は一緒に近くの町までいかないか?と誘ってくれた。


お言葉に甘えて何が何だかわからないまま馬車に乗せてもらった。


すると突然「あんたはどこ出身だね?」と商人が聞いてきた。


「日本です」というと商人は首をかしげて言った。


「知らない国だなあ…どこだそこは?」


やはりあの女性の言ったことはほんとなのか…と実感した。

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