最強の二重人格ストーリーを考えたい…
【概要】
貴方が、貴方であると確信できますか?
では、貴方の友達は?親族は?
とある研究機関が発表したそれは、全世界に焦燥を与えた。
『8人に1人の割合で、人々は二重人格を所持し、120人に1人の割合で"入れ替わり"とも取れる現象が起こりうる。』
昔から言われてきた、
久しぶりに会ったら…まるで違くなっていた
という事が初めて論理的に発表されたのだ。
そして、そういった場合。
犯罪を犯す確立が約85%上昇する。
政府はこれを受け、その研究機関と共同で『アイゼンクローツ:予備犯罪者拘束システム』の開発に着手した。
開発は滞りなく予定通りに進み、試運転時…それは起きた。
事前に調査していた認定者らが、突如として、暴れだしたのだ。
彼らは無差別に被害を拡大していった。その数もまた拡大していった。
彼らは以下2つの特徴を持っていた。
・『クローツェリア:叛乱印字』と後に名付けられるマークが身体のどこかにあること。
・人間とは掛け離れた容姿になっており、通常の砲撃では傷一つ付けられない。
政府はアノビスと総称し、彼らの発現した地域全体を封鎖した。
止める手段もなく、蹂躙は拡大していった………しかし、光明は突然舞い降りた。
クローツェリアとは異なるマークを宿す者達が現れたのだ。後に結束される組織から準えて、彼らをルーヴィステリアと呼んだ。身体に『ルーヴィス:覚醒印字』を宿す者たちである。
ルーヴィステリアの活躍により、アノビスの蹂躙は止まるかに見えた。しかし、タイミングを読むように次々とアノビスは出現していく。次第に、政府と研究所への不信が高まり、国民の意思を組んだ野党が調査依頼を提出、可決される。
研究所へ踏み込んだ調査隊が見たものは……下半身だけが無い女の遺体ら、人皮を絞ったと見られる物体ら、首のない遺体ら、血の海であった。そして……赤黒い糸が織り成す、繭。大きさは大人二人分を軽く超えていた。
結果、調査隊は帰ることが出来なかった。
撮影されていた映像は政府の対策本部や国会で中継されていたが、繭を写した次の瞬間……血飛沫だけを写して途絶えたからだ。
これを機に政府は国民に向け、非常事態を宣言した。同時にアノビスへの警戒、ルーヴィステリアの保護を各地域へ通達した。
【まとめ】
長々とすみません。
今回は、初のバトルアクションものになりそうです。
設定上の名前は多分被りはないと思います。
ホラー系が全然ダメなので、そこはご自身でお願いします。
テーマは〈二重人格〉×〈信頼〉ですね。
〈信頼〉と言うのは、アノビスになる確率を通しても、関係を保てるのか等の心情を纏めて表しております。
発案者: 黒須 兇
賛同者: ゼナ。
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