オレの妹はツンデレだった
夢実千夜@Senya_Yumemi
プロローグ
今から6年前に、啓太と結衣菜は兄妹となる事に。
二人が出逢ったのは小学4年生に上がる、春休みの事だった。
父親の、再婚相手の連れ子であった。
啓太に対しては、中学のある時までは、何でも出来る兄として、憧れの存在と見ていた結衣菜。
当時の啓太と結衣菜は全く正反対な性格であった。
啓太は社交性で、かつ活発的な男子。勉強だって、運動だって、当時の結衣菜よりも優れていたと言っても良い。
なんたって、クラスの中心的な存在で、周りから慕われ、人気があったのだ。
その反面結衣菜ときたら、落ち着いてると言うよりも、人見知りが激しく、友達作りが苦手と言うのが、啓太の印象として大きかった。
唯一、友達であり親友の歩美に対しては、結衣菜から積極的に話す姿も見られたが、正直、人付き合いが上手いとは言えない。
しかし、ある時を境に、立場は逆転するなんて思ってもなかったんだ。
こんなにも、短時間でコイツの性格が変化するなんて思っても見なかった。
そう、コイツは過度のツンデレに豹変したんだ。
この物語は、親の離婚から再婚に至って、オレとコイツが兄妹となり、コイツの性格の激変と、オレの立場の逆転が交錯して、でもこれが、コイツの本来の姿なんだって、、、。
そう思う様になって、でもそこが、オレにとっては想いが積み重なる原因になるんだ。
–––そう、この物語は兄妹でも本当の兄妹では無く、血の繋がりは無いのだからと–––
そんな葛藤の中で生まれる、人間ドラマと兄妹愛を綴っていく物語です。
♢♢♢♢♢
【あとがき】
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