第65話 セクシーアンドロイド

 不意に、尿意をもよおし覚醒した。


「うう……😳💦💦」ヤバい……

 オシッコがしたい。膀胱がパンクしそうだ。

 かすかに、ブルッと身体が震えた。



 ゆっくり上半身を起こすと既に、夜のとばりが屋敷の周辺まわりを包んでいた。まだ少し頭が、ボーッとした。



 わずかに蒼白い月の明かりだけが煌々こうこうと照っていた。



 僕のすぐ右のかたわらには静かにセクシードール おランが寝ていた。


 いや、単に眠っているワケではない。

 動く事なく布団に、ただ横たわっているだけだ。

 その証拠に、目を見張るほど豊かな胸は微動だにしない。


 一見、生身の美少女だが、精巧に出来た未来のセクシーアンドロイドなのだ。




 さらに、その横には寝相の悪いユウが、可憐な胸元をはだけて熟睡していた。しかも大胆に大股を開いていた。

 


「ン…😳💦💦 おいおい、何て寝相だよ❗❗

 ほら、おユウ……❗❗❗❗」

 声を掛けるが、起きる気配もなく気持ちよさそうに寝ていた。



「ン…、オッパイが見えちゃってるぞ……」

 まったく美少女のクセに何てひどい寝相なんだ。

 仕方なく美少女の胸元を隠そうと手を伸ばした。


『うッうう……😳💦💦』

 だが、途中で指先が震えた。

 まだ未発達の胸の膨らみがあらわになっているので胸がドキドキしてきた。


 淡いピンクのつぼみが目に眩しい。

 しかも大股開きだ。見ているだけで無性に興奮してきた。


「お、おい…、おユウ❗❗❗

 風邪引くだろ……❗❗

 そんなあられもない格好で寝ていたら、お嫁さんの貰い手がなくなるぞォ……😳💦💦💦」

 まァ~、僕が、そのなので心配はいらないが……


『ゴックン……😳💦💦』

 生唾を飲み込み震える指先で、そっとユウの胸元を隠してあげた。

 

「うう……😳💦💦」

 だが、安心は出来ない。

 おユウは大股を開いているため、美少女の下半身もあらわだ。

 嫌でも視線が向いてしまう。



 夜目にもほの白いおユウの太腿が僕の欲望を駆り立てた。

 一気に下半身が、熱く火照ってきた。


 包帯を巻かれた頭を触ると、かすかにズキッと痛みを感じた。

「痛ッてェ……」

 もう一度、まぶたを手の甲でゴシゴシとこすり、布団に寝ている二人の美少女を確認した。



「ゴックン……😳💦💦」

 やっぱり夢ではなかったようだ。




 もう一度、確認した。




 本当に僕は、江戸時代に転生したみたいだ。





 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆


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