姚興19 二方面作戦
各家の後継者たちをそれぞれ一等級進めた。
あわせて
ここでは対北魏戦の動きについて
紹介しておこう。
姚平らの軍は
さらに姚興は
姚平らの後続につかせた。
前方軍の総大将とする。
これらの軍容が、ずらりと
姚興の前に勢揃いする。
近衛隊長の
姚泓の補佐を任せた形である。
興立其子泓為皇太子,大赦境內,賜男子為父後者爵一級。遣姚平、狄伯支等率步騎四萬伐魏,姚碩德、姚穆率步騎六萬伐呂隆。平等軍次河東,興遣其光遠黨娥、立節雷星、建忠王多等率杏城及嶺北突騎自和寧赴援,越騎校尉唐小方、積弩姚良國率關中勁卒為平後繼,姚緒統河東見兵為前軍節度,姚紹率洛東之兵,姚詳率朔方見騎,並集平望,以會於興。使沒奕于權鎮上邽,中軍、廣陵公斂權鎮洛陽,姚顯及尚書令姚晃輔其太子泓,入直西宮。
興は其の子の泓を立て皇太子と為し、境內を大赦し、男子の父の後為る者に爵一級を賜る。姚平、狄伯支らを遣りて步騎四萬を率い魏を伐たしめ、姚碩德、姚穆は步騎六萬を率い呂隆を伐つ。平らの軍は河東に次し、興は其の光遠の黨娥、立節の雷星、建忠の王多らを遣わせ杏城及び嶺北の突騎を率い和寧より援に赴かしめ、越騎校尉の唐小方、積弩の姚良國は關中の勁卒を率い平が後繼と為り、姚緒は河東の見兵を統べ前軍の節度と為り、姚紹は洛東の兵を率い、姚詳は朔方の見騎を率い、並べて平望に集い、以て興に會す。沒奕于をして權に上邽を鎮ぜしめ、中軍、廣陵公の斂權に洛陽を鎮ぜしめ、姚顯及び尚書令の姚晃に其の太子の泓を輔せしめ、西宮に入直せしむ。
(晋書117-17_暁壮)
これは、柴壁の戦いが始まる感じなんでしょうかね。オワリノハジマリクルー?
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