第30話 人生初
道に倒れている人を見ました。車に乗って、信号で止まっていたんです。ふと横を見ると、
おじいちゃん、倒れ、て、る?!
信号も気にしなきゃいけないけど、おじいちゃんも気になる。
ですが、すでにもう対応してる人がいました。30歳~40歳くらいの、男性が2人で、ひとりはスマホを持ち、ひとりはきょろきょろとしていました。よくよく耳を澄ますと救急車の音が聞こえる。あっ、もうすぐ来るんだー。
そんな事を思っていたら信号が青になったので、車を発進させました。それとすれ違うかのように救急車が着こうとしていました。
私、よく思うのですけど、人が倒れてたりしたら、みなさん119番通報できます?できると思います?私はできる自信がありません。慌てまくって119なんてのも忘れて、家族にでもかけてしまって、どうしようとあたふたする気が100%です。
それに比べて、あの男性2人は冷静に見えました。おじいちゃんの横に立って、救急を待っていました。私ならおじいちゃんを、「大丈夫ですか?生きていますか?」なんてゆさゆさしそうです。
ダメ。ゼッタイ。\(゜ロ\)(/ロ゜)/
島には診療所しかなくて、電話をかけるより軽トラでぶーんです。はい、ここテストに出まーす。
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