インソムニアキル〜電脳編〜
鷹山トシキ
第1話 あらすじ
しがない派遣社員の松本一はゲームが大好きだ。ある夜、夢の中でゾンビが友人を食い殺した。翌朝、目を覚ますとスマホが鳴った。友人が亡くなった。友人の七瀬杏、内藤勇たちと冒険に旅立つ。やって来たのは織田信長が本能寺で死んだあとの世界、秀吉を倒すことで友人が生き返ることを知った一は天下統一を目指し、東奔西走する。
一方、現代ではゲーム会社がテロリストによって乗っ取られる。テロリストのボスは魔術を操れる。人間をゲームのキャラに変えてしまうのだ。
さらにタイムマシンが完成、テロリストはつくば市にも触手を伸ばした。
一たちは戦国時代で太田牛一という人物に遭遇した。彼はモンスターを召喚することが出来た。最初こそは敵対したがだんだん気が合うようになる。
太田牛一は『信長公記』などの軍記と伝記の著者だ。官位は和泉守。通称は又助(又介)あるいは和泉を用いた。
主君を7回も変えた苦労人だ。
斯波義統、柴田勝家、織田信長、丹羽長秀、丹羽長重、豊臣秀吉、豊臣秀頼……七転八起の極意を古の人物から学ぶことになる一、熾烈な時代を生き抜くことが出来るのだろうか?
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