頼也
【冬時 頼也】 トウジ ライヤ
忍隊十勇士三番手。
幼い頃は不殺の盗賊の次期頭領だった。
母親が妖(一目狐)で父親は人間(盗賊の頭領)。
母親は頼也を産んで間も無く死亡。
誰一人殺さず、尚且つ村を襲った侍が村人から奪った物を奪い盗り村人へ返すという仕事をしていた。
故に人々には愛されており衣食住には困らなかった。
しかし、侍に皆殺しにされ閃光でなんとか頼也のみ生き残り逃げ切った。
その後忍に拾われ身体能力の良さと閃光、そして目隠しのまま生活していたことの三点から気に入られ優秀な忍となる。
初めて人を殺した瞬間に仲間が皆殺しにされたことを思い出し殺した相手が侍だったことから爽快感を得る。
明るい場所よりも暗闇が落ち着くが、それは目隠しを常にしていた幼少時代のせい。
殺すことに快感を覚えるも、血に大きく動揺するようになり、殺し終わると精神が不安定になってしまう。
故に目隠しのまま殺すことを一人の時のみ今もしている。
また、殺した後は必ず一人になり精神統一をしている。
頼也は妖血が流れているが妖力は無く、妖術は扱えない。
しかし、流血さえすれば妖力を発揮することはできる。
母親の妖の名残から腕には赤い模様があるが今は包帯で隠している。
髪の色や瞳の色は母親(妖)の毛色と瞳色を受け継いだもので母親似。
目端の赤も消えない模様である。
父親に似ているところは女嫌いだというところである。
夜影以外の女は断固拒否。
目立つ容姿をしているが目立つのが仕事。
囮役をしているが、引き付け殺すこともある。
表情に感情が出ず、行動にも感情は表れない。
言葉使いは比較的丁寧な方ではある。
才造に夜影へ告白させた。
「付き合わないのなら俺が影を彼女にする」と脅して才造を焦らせた。
またプロポーズも実は裏で頼也が「嫁にする気がないなら俺が嫁にする」と脅し焦らせた結界。
勿論言ったからにはもし才造が夜影と結婚しない場合は夜影を嫁にするつもりでいた。
親友である夜影の幸せを願っている。
その為に才造を使っているだけで夜影への恋愛感情は皆無である。
才造を挑発し夜影へ向かわせるということを最早趣味にしている。
夜影が幸福であるとわかると安堵するがそうでないと心配して傍で様子を伺って悩んでいる。
夜影の幸福を害する者、夜影を傷付ける者は許さない。
女の色仕掛けに吐き気がするタイプ。
効き目はない。
慣れた女以外とは関わりたくない(故に夜影以外いない。)
何故夜影なのかというと初対面で中性的なことから女だと判断するまでに慣れたのと、夜影が妖であるせいか雰囲気から母親の気配が重なったせいである。
母親の顔や情報は雪から教えられた。
また雪を紹介したのは夜影である。
関係
夜影↔頼也 親友
才造↔頼也 犬猿の仲(頼也が原因)
虎太↔頼也 忍友(夜影の為)
伊鶴↔頼也 同じ人間組
冬獅郎↔頼也 白髪同士の仲
小助↔頼也 見極めの仲
雪↔頼也 母親を知る仲
他十勇士↔頼也 仲間
氏鷹↔頼也 親子
麗花↔頼也 親子
能力
忍術
妖血の妖力は妖力を増幅させる。故に夜影の為に流血することはよくある。貧血になることもよくある。
閃光を放ち相手の目を潰したり眩ませたり引き付ける。
囮役をやっているので目立つのが仕事。
忍んだことは指折り回数程度で潜むというのはあまり得意ではない。
容姿
長髪を赤い髪紐で束ねている
白髪
赤い妖模様
半裸(黒忍装束を半分脱いでいる)
褐色肌
黄色瞳
目隠し(白い布の中心に一つ目が描かれている。瞳は黄色で目端には赤い妖模様。)
女装
烏風装束
ジト目
詳細
年齢 25
体重 不明(60未満)
伸長 才造より一寸高い
性別 男
出身 現在の京都
血液型 O
妖血について
頼也ができることは流血により妖力を増幅させること。
だが、そもそも頼也の継いでいる妖力は「増幅させる」力である。
頼也には自覚はないが神経を集中させれば弱いが妖術が使える。
ただ頼也が使える妖術はせいぜい相手の感情を増幅させること。
夜影の悲しみや寂しいという感情を上回る落ち着くことができそうな感情を増幅させることで夜影を落ち着かせるといったことはしている。
が、それが妖術であり本当にできているのだという自覚はない。
ただこうすれば夜影が落ち着くのだということだけを覚えてやっているだけである。
夜影はそれを自覚あるものと勘違いし教えていない(酷く落ち込んだ時必ずやってくれるから)。
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