第2話 実はもうはじまってたのかな?

わたしが、双極性障害になる前。

大学生で、がん闘病中の母と暮らしていました。


実は、大学に通いながら、バイトと勉強と母の病院の生活してました。


国家資格をとりたくて、大学に通いながらそんな生活してました。

結果として、母は五年前に亡くなり、今は一人です。


葬儀、告別式。だけじゃないんですよね。終わりは。


相続のこと色々出てきて自分のことどころじゃなく、税務官やってる友人に相続の事聞いたり、大学行きながら自分より誰かのことで手一杯でした。


その頃からでした。

急に悲しくなったり

急に涙も止まらなくなったり

無気力、倦怠感、誰とも会いたくない

なんとか行っていたのはアルバイト


夜も、母の介護をしていた影響か、眠れない。


でもそんなの普通だと思ってた


「しょうがない、だって夜中も呼ばれて介護してたじゃないか」


でもそんな事すぐに終わると思っていたら、そんなことは無かったのです。


続く不眠に鬱感。


「お母さんが呼んでるのかな」


とさえ思う日々。

そんな中、就職も決まり、あとは試験だけ。

なんてそんな勉強に集中もできない環境下で、見事に不合格。


わたし、本来は勉強とか興味あることは大好きなんです。


史記も読み込んでたほどの本好き。

勉強は、高校時代トップクラスだったほど、嫌いなくせにそんな感じ。


いわゆる、集中力がなくなってたことにこの時点で気づいてなかったんです。


漢字検定も、準二級まで無勉強で突破しました。

中国の書が好きで、高校時代は諸葛亮とか、春秋戦国時代とか、古本屋の本読んで勉強してたぐらいの知識です。


「好きなことが、できない…?」


と気づくのは後の話。

たぶんそのころから、病気の症状は現れてて…


新卒にして半年で休職になったんだと思いました。





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