第13話
「その、村山くん、、なんでウィッグ外したの?」
「颯と妹がいるし大丈夫だろ。妹の友達と俺らで遊んでるって言えばいいし間違ったこと言ってないだろ。あと、いつも通りでいいよ。その方が接しやすいし。」
ホッと一息ついて木村さんは話し始めた。
「ありがと。今俳優だからちょっとどう話せばいいか分からなくて。」
なるほど、いきなり容姿が変わってしかもその人が推しだったんだもんな。それはびっくりするわ。
「あのー、陸颯さん、あなたはなんて呼べば…」
陸颯?フルネームで呼ぶとか最高かよ。めっちゃ面白い。でもここで笑ったらダメだ。絶対にダメだ。
「なにニヤついてんのよ」
失敬失敬、堪えきれていなかったみたいだ。
「俺もっいつも通り、で、呼べばいいよ。」
こいつも笑ってるわ。
「あと、、相田さん、木村さん、学校では俺らと今みたいな接し方しない方がいいと思うよ。」
と颯。
「そうね…って今日エライ事言っちゃったんじゃないの?私。」
「あぁ。」
木村さんは申し訳なさそうな顔をして俯いていた。
「そんなに落ち込まなくていいよ。華は悪くないって!」
なんて声が聞こえてくる。
じゃあどうやって朝の失態を丸く収めるかだが、
「あのさ、俺もそれ考えたんだけど」
考えたことを説明した。
まず2人で同じ家に入ったかという事についてだが、世奈の友達だから、でいいと思う。
相田さんの澪くん助けて!はどうにもならないので成り行きで見守るという事。
「で、どう?」
「いいんじゃないの?」
「俺はあんま関係ないから澪の好きにしていい。」
「私が原因なので決めていただいて大丈夫です…」
「世奈と坂井さんは?」
2人にも聞こうと目を向けたらカルボナーラとアラビアータを美味しそうに呑気に食べていた。
もういいかと思いながら俺達も目の前の晩御飯にかぶりついた。
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ぜんっぜんTwitterのフォロワーがいないのであのまじでフォローしてください。
DMも暇してるので…。
暇しすぎてプリンの話とかしてます。
どうか、どうかフォローしてくださいいぃ
それでは!
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