第3話 3人目の幼なじみ
1限目が始まった。先生が来ない。「何かあったのかな?」等と皆で言っているとドアをもの凄い勢いで開けて先生が入ってきた。???「すみません。遅れました。朝ごはんが美味しすぎて」皆「いや、そんな理由で遅れんなよ」と言わんばかりの顔で先生の方を見て苦笑いしていた。この先生は俺たちと年齢は変わらない。高校を飛び級して大学を卒業してこの高校に先生として来たらしい。授業が終わり僕は友達の所へ行こうとした時、先生が「ちょっと雨森くん。プリントを運んでください」と言って僕を引き止めた。プリントを運んでいる時に先生に「なんで僕なんですか?」と尋ねると先生が「だって莢くん位しか気軽に頼めないんだよ〜。幼なじみの頼みとしてお願い」と言ってきた。「もう。しょうがないですね」僕はそう言って仕方なくプリントを運んだ。そう、この先生は幼なじみである。名前は来海沢 美夜(くるみざわ みよ)。昔から頭が良くて学年が同じだった事は1度しかないけど(飛び級してて)家が正面だったため飛び級していてもそれなりに喋る機会があったから今もとても仲のいい幼なじみである。母親同士もすごく仲が良くて家にご飯を食べに来ることもある。僕は「あと先生。今は学校なので莢くんはやめてください」先生「そうだった!ゴメンね。雨森くん」僕「わかってくれたらいいんです」そんなやり取りをしていたらもう2限目が始まる1分前だった。「じゃあ、また!」と言って僕は走って教室へ帰り2限目が始まった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます