前のエピソード――3月17日　リーマン・ショック時との比較

3月19日、日本時間午前2時に米国が国防生産法を発動しました。これにより米国企業は全て国有企業となり、政府の裁量で資金投入できるようになりました。倒産を防ぐ措置ですね。また日本時間午前10時にヨーロッパ中央銀行ECBが緊急に7500億ユーロの資産購入を表明しました。またオーストラリア中央銀行が0.25％利下げしました。

フランス、ドイツは国境を閉鎖。フランスは外出禁止令を出して、税金や公共料金の支払いを猶予する政策をマクロン大統領が出したそうです。

国防生産法にポンド円が大きく反応しました。

ポンド円127.000辺りから、124.000付近まで一時的に下落。

私が今回できなかった、上手な買い方、売り方を教えますね。株式でもよく言われる”押し目買い””戻り売り”というものです。

ドル円が直近の高値を更新した！買いたい！と思ったとします。その場ですぐ買うと利益が上手く伸びません。ロスカットの位置も悪くなってしまいます。

ですから例えば、本日のドル円11：10に高値を更新した時に、高値を更新したら一度値段が下がる傾向があります。よって、一度下がってから狙って買うことを押し目買いといいます。これ別に一度じゃなくてもいいんです。2波目、3波目を狙ってもよい。

ここの場合、109.511から109.165まで一度下がってここが第一の押し目買いの波。109.044が二度目の波。108.981が三度目の波となります。もし2波目、3波目が現れなかったら、見逃して取引しないという選択肢もある。今の市場ならチャンスは何度もある！私は13：30までに109.437で買いましたがこれは悪いタイミングでした。

そのタイミングで買うなら、ぐっと我慢して、（胆力！カッ！）もっと待つべき。

押し目買いで、13：45の109.077辺りが第一の押し目、108.906が第二の押し目となります。この今現在揉み合ってる第二の押し目辺りで買えればよかったですね。これだけで利益が出たとしても530pipsも違いますからね。ロスカット損切りラインも随分下げることができてとても良い。損切りラインはダウ理論を使って108.600よりちょっと低いあたりに設定かな。

みんなはもっと慎重になろうね！

戻り売りはこの逆なんだけど、次回か次次回あたりにポンド円で紹介したいと思います。

現在資金16300円。また少し減らしてしまった。頑張ろう！おー！