戦場に咲く花

wagasi

名詞早見表(最新話に沿って更新なのでネタバレ注意)

〇登場人物

全ての果てラグナ

・ハウ

本作の主人公、雪のように白い髪と整った顔立ちをしている。

かつて『聖槍の腕となりし者』と謳われた実力者。フラムに恋心を抱く至っての女の子。

・フラム

本作のもう一人の主人公、紅蓮に燃ゆる髪が特徴的な混血。

『鮮血の宵月』の数少ない生存者。

・テレア

片目を失った中性的な顔立ちをした幽魔の少年。

ハウに救われる。

・ヴィル

人間の言葉を理解できる赤い甲に黒い模様のついた不思議な虫。

音を敏感に察知する触角を持つ。


エレボス

・カラフィナ

ハウとフラムの彷徨の時に出会った少女。

ある事件を切っ掛けに二人と知り合う。


〇生物、植物名

・サデュル

猪のような体躯に鹿のような雄々しい角を持った獣。毛皮がとても丈夫で、肉が美味いと評判だが、常に群れで行動するため狩猟は困難。

臨人界、逢魔界のどちらにも生息する。

・水鳥

水鳥:川辺に住まう長い嘴と水を弾きやすい羽毛が特徴的な動物。川の傍に生えているミムの木の枝の上に巣を作り、淡白な味わいが人気の卵を巣に産み落とす。

・ミムの木

落葉喬木、皮の分厚く保水性の高い幹を持つ

・テリャオス

蝶に似た羽虫の一種で、細長い尾の先から密度の濃い透明な液体を出す。液体は空気に触れるとすぐに凝固する。固体は柔らかく、それを利用して貯水袋なんかに使われている。当生物はこれを捉えた餌の保存に用いており、木の枝に吊るしたりして保管する。

逢魔界の固有種。

・アカリゴケ

コケ植物の一種で、赤みがかかった光を放つ。臨人界の底に大量に付着している。

臨人界の固有種で、洞窟内部などでよく見かけられる。

・ルートの果実

瓜のような形をした淡い黄色の果実。糖度が高く、子供たちに人気がある。

臨人界の固有種。


〇地名

・全ての果てラグナ

逢魔界の最東端に位置する場所。

フラムとハウの家があり、逢魔界ではかなり珍しく『銀色の海』や臨人界に覆われていない。


魂魄こんぱく滞留たいりゅうせし幽暗ゆうあんなる村エレボス

逢魔界の南西部に位置する大きな村で、死霊と密接な関係を結んだ種族が創造したと言われている。

生者と死者が一緒に暮らしている。


〇重要用語

臨人界りんじんかい

人間と呼ばれる生物が支配する世界。

広義では『銀色の海』の上に浮かぶ大陸をさす。

逢魔界おうまかい

魔物と称される異形の生物が跋扈する世界。

広義では『銀色の海』と臨人界に覆い隠された広大な大地のことを指す。

・銀色の海

逢魔界と臨人界を分断する銀色の膜のこと。

どのような経緯で生まれたかは不明。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る