「たんぽぽ」の漫画を描くに至って
宝希☆/無空★むあき☆なお/みさと★なり
第1話
描こう、描けない、でも描こう、やっぱり描けない、なら保管する?長い間?短い間?もちろん長い間。何故って練習をしないと何も描けないから。というのがKAC2020 4回目お題「拡散する種」のお話です。
ようは「たんぽぽ」の精霊の話なんですよね。よく、ちぎっては息を吹き掛けて「種を拡散させて」いました。ならファンタジーのジャンルで字でおこしてみろよ?と思われるかもしれませんが、今、私はぐだぐだな為に、未来の作画に向けてのネタ帳にしときます。全部で三部作です。そのうち二番目の話だけが小説です。だから、漫画→小説→漫画(ブラスアルファの番外編漫画付き)の読みきり短編になっています。主役はおとぼけにーさんで描いたのを見た(三部目)人はイケメンと言ってくれました。ヒロインは四人名前が決まっています。「りおん」「りお」「らいあ」「いあ」の四人です。あれれっ?何かに気がつきましたよね。そう、そうなんです。「りおん-ん=りお」「らいあ-ら=いあ」なんですよ。ネタバレコーナーという書きものなので、サクサクとネタバレしてゆきますが(著作権は放棄しないし、盗作も認めません)「りおんとらいあ」は初めてたんぽぽの精霊になった人形(ヒューマンスタイルといって万物人形の形をとれるという設定を考えていたのですが、めんどくさいので人間・亜人・獣人ほか「ヒューマン」でいいかっとサボっています)です。KAC2020 4回目お題「拡散する種」なのは、たんぽぽだから「飛んで飛んでゆこう」とつばめの歌の様に、ネタバレしてますが「りおんにはりおん」の「らいあにはらいあ」の人間の少女の様な見てくれと感受性がそなわっています。それが「拡散する種」という設定で、どちらも一年しかヒューマンではいられません。「りおん」の部分が「りお」に「らいあ」の部分が「いあ」に生まれ変わるのですが、幼女達には記憶はありません。その事を気高く受け止める「りおん」に、その事を悲しむ「らいあ」。だって二人は別人ですから。だから一話目の主人公は「りおん」を最初で最後の恋の相手にして「りお」のお父さんつらして一緒に生きて行きますが「らいあ」の出会った主人公は和合の無い「いあ」の伴侶として生きて行きます。もともと私が高校生の時(何十年も前(汗))に学校からの帰宅道に田んぼの畦道があって、自生するたんぽぽや彼岸花を見てたのです。その時、植物だって命だろう。根っこが生えてるから生きているのであって、切り取られた花ばなは、もう死んでいるのじゃないか?生け花の蕾が花を咲かそうとも、それは「殺された蛙の足が、びょ~ん」とのびるのと同じなのではないかと思ったのからなのです。そんな折りにベテラン漫画家の中山星香先生の読みきり短編に地に生える草花というファンタジーがあったので、私も私も、もう描くしかないだろうとはしゃいでいたのでした。それでネタバレですが「りおん」も「らいあ」も綿帽子が拡散します。それを追っかける主人公達は奇跡的な「りお」や「いあ」にたどり着けるのですが、翌年からは植木バチを用意した一室の中で拡散を行わせ、確実に童女を手に入れるという方法で、末永く一緒に生きて行きます。後、アホたれの木霊(こだま)とラビルという小型のリスみたいなのも、らいあと一緒に仲良くやってました。
こんなところかな?
いつか作画が完成できます様に。
了
「たんぽぽ」の漫画を描くに至って 宝希☆/無空★むあき☆なお/みさと★なり @nkomak
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