プロローグ:ピルはすごく快適なんだけど。

5年前から月経不順でピルを服用しています。ピルのお陰でとても助かっている事もありますが、副作用なのか何なのか、頭痛がひどくなってきて困っているのでピルの変更を考えて悶々としている所です。とりあえず、このプロローグではどうしてピルを服用する事になったのか、から現在服用しているピル、漢方の種類までを順を追って書いていきます。


2015年12月~ (30代後半)今まで頭痛が起こる事は滅多になかったのに生理12日前~前日の間に頭痛がするようになった。3~4日続き、生理が始まると生理1日か2日目でなくなる。ちなみにこの時点では頭痛薬を飲まなくても我慢できる痛みだった。ただ、以前からあった ◎生理10日前~食欲が増える ◎便秘 の症状がひどくなってきた事、追加で◎体がだるい ◎早寝早起きしても眠気がとれない、日中もすぐに眠くなる ◎イライラする ◎と思ったら何かとネガティブ思考になる事も ◎ストレッチしようが運動しようが取れない変な肩こりと背中こりがある 症状も出始めてきた為、PMSと思い翌2016年に婦人科を受診する。

かかりつけ産婦人科が二つあった為両方を受診。A産婦人科・・・血液検査:貧血なし エコー検査:子宮、両卵巣異常なし。薬を飲むほどではないのでは、との診断。納得がいかなかった為もう一つのかかりつけB産婦人科へ:あっさり「プチ更年期じゃないの。年齢的に」との事。30代後半でも来るのかと衝撃を受ける。ただB産婦人科は検査をせず、話を聞いただけで決めつけられた為不信感はあり。自分で判断しようと自ら「PMSだと思うので漢方か薬を出してほしい」と頼み、漢方「加味逍遥散」を出される。ピルは事前に調べており血栓症リスクが怖かった為、漢方でしばらく様子を見ようと決意。正直言ってメンタルの変化は分からないが、変な背中こりのみは解消されたため2020年現在も服用している。←2020年3月一旦やめてみる事を選択。


2017年7月:初潮があってから今まできちんと周期的にきていた生理が不規則になり、いつ生理がくるのか全く読めなくなった(決定的になったのは全く予期していなかった日にしかも就業中に来たため大変焦った)為、仕事にも差し支えると思いピルを服用する事を決心、B産婦人科へ。B産婦人科はやはり話を聞いただけで検査をしないのが不満だが、私の話を聞きあっさりピルを処方してくれた。医師いわく「閉経するのが早すぎると後々不便だからね。排卵させずに閉経を伸ばそう」との事。この時点でどんなピルがあるのか、何のピルがいいのか全く調べていなかった為、医師が勧めるままピル(ルナベルULD)の服用を開始。後で調べると超低用量ピルとの事で、医師もなーんも考えてないわけではなかったらしい。


ピルは飲み始めに副作用があるとの事。排卵を止める、つまり妊娠している状態にするとの事で飲み始め~7日間ほど吐き気があった。副作用に吐き気と書いてあったしつわりみたいなものかなと軽く捉え、ひどい吐き気ではなかった為特に対処する事もなく多少の我慢で無事クリア。(我慢ならない吐き気がある方は処方してもらった病院にすぐの相談をお勧めします。ピルは相性があるようですので)。

ルナベルULDは3週間毎日同じくらいの時間に服用し、その後1週間は休薬するシステム。休薬期間中に消退出血と言う生理のような出血がある。初期の頃は量も多く期間も7日ほど続き感覚的には生理と変わらない。服用1ヶ月目~2ヶ月目は休薬期間中の消退出血以外にも軽い出血があり安定はしなかったが、医師からは断薬せずそのまま様子を見るようにとの事で服用は継続。3ヶ月目くらいからそれもなくなり、生理周期は28日前後でピタッと合うようになった。ただ、休薬期間に頭痛が起きるようになり症状も重く頭痛薬を服用するようになった。


2019年3月:ルナベルULDの後発ジェネリックで値段も安くすむからと医師からフリウェル配合錠ULD「トーワ」を勧められそちらに変更、休薬期間中の頭痛以外は困った副作用はない為、継続して服用し現在に至る。ちなみに血栓症リスクを考え、自分から申し出て年に1回B産婦人科で血液検査をしているが血栓症は今の所発症していない。

と言うわけで長くなりましたが、どうしてピルを服用する事になったかと今飲んでいるピルの種類まで記載しました。今日現在でピルを服用し始めて2年半になるのですが、ピルはメリットとデメリットがあります。私の場合のデメリットは休薬期間のひどい頭痛。頭痛に今まで全く悩まされてこなかった、そもそも滅多に頭痛がなかった身としては、毎月3~4日間ほど起こりしかも寝込むほどの頭痛は悩みの種になっています。ちなみにB産婦人科で相談をした所、「休薬期間中に黄体ホルモンが急激に減って血管が収縮して頭痛があるのではないか。頭痛薬を飲んで痛みが解消するなら特に心配はない」との事で、頭痛薬(ロキソニンS)も処方されている状態です。確かに頭痛薬を飲んだらなんとか痛みは治まりますが、ひどい時は1日の服用可能限界の3回を使いますし頭痛薬を多用するのは良くないような話もよく聞くため、あまり使いたくないのが本音です。


じゃあとっととピルを変えればいいじゃないのと言う声が聞こえそうですが、経験者の方の声をネットで漁っていると、合うピルに巡り合うまで体調が振り回され大変なようで、今のピルが自分にとってメリットが大きい事と、デメリットが頭痛だけなら多少我慢すればいいのではないかと悩んでいるのです。


私にとって現在のピルの最大のメリットが「生理不順が治る事、ほぼ28日周期(ずれても30日までにはくる)できっかり来る事、不正出血はまずない事(あっても12ヵ月のうち1回くらいバランスがおかしい時があるくらい)」です。生理不順があると休暇の予定を立てるのもひと苦労ですし、仕事をしているとそう頻繁にトイレに立つ事もできないので会社にいる間は不安と緊張しかありませんでした。ずっとナプキンをしていたらいいのではないかと言われそうですが、生理がなくとも不衛生なので時々ナプキンを替える必要はありますし、肌が弱いので長期間ナプキンをつけているとすぐかぶれてしまう為その方法は無理でした。今は予定通りの時に出血が来る、それ以外はない、つまり心配しなくていいという事が本当にストレスフリーです。


次点のメリットが「消退出血は生理の経血量より随分少ない為、ナプキンが‛軽い日用’のみでほぼ賄える+ナプキン使用量も減り出費が減る、生理痛が軽くなる」です。生理痛に関しては元々大した事がなかった為「思い返してみれば」くらいですが、ナプキン量が減るのは長い目で見るとお財布に優しくなって嬉しいです。

と言うわけで私にとっては大変メリットが多いピル(フリウェル配合錠ULD「トーワ」ですが、頭痛のデメリットも地味にきつい為ピル変更を悩んでいます。その為次のピル候補をネットで調べ中なのですが(B産婦人科は細かい情報提供を全くしてくれない為)種類が多くこれまた悩む為、整理もかねて別の記事でピル紹介をしていきます。


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