エレクトロ・メンタル・イメージ

丹沢夏筆

編纂

解法と繋ぎ目の意図を語るには

それなりの覚悟を要する

ゴーストに関しての諸氏

思惑については

以前、述べた通り


尊大な仕事へのフィールドワークを始めたとき

なんらかであったものが形を取り戻す

それは電子の残心


自家発電装置を牧場に取り付けたとき

ある種の才、胃袋のようなもの

浄化ろ過機関に携わりて

惑星の巡航を見届ける巨人となる


全霊、それが先陣であるからにして

瞬きの間にゆがむ光が現実となる

朝焼けに命を預け

名前を捨て

大地と母が重なり

使命と父が重なる


取り戻した時間は少ない

向かうべき場所へ一途

登る陽の宿命

懐の灯だけは絶やさずに

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