中国人民解放軍による日本占領計画

第1列島線や第2列島線、そして西日本を東海省として自国領に取込み、東日本を日本自治区として日本人に逃げ場を残して置くと言う中国の夢は福島原発事故から2、3年後にネットを通じて流布されました。決して夢物語ではないのです。中国は国家目標として定めたと分析すべきです。歴史的に独裁者ヒットラは「我が闘争」でソ連進攻を予言し、その通り行ったのです。中国もそれに習おうとしているのです。現実的にウィグルやチベット、そして雨傘運動など中国政府に抵抗し続けた香港の民主派活動は制圧した成功体験が中国を動かしているのです。日米同盟を無力化すれば、今でもこの計画は実現可能です。

中国は福島原発事故など様々な事象を通じて、それが可能だと見抜いたと分析すべきです。


中国は日米同盟を無力化するために日本国内の米国基地を叩かず、航空自衛隊や海上自衛隊だけの戦力を叩き、そして米国戦力を日本から駆逐し海上封鎖を行うことも考えている筈です。何処に人民解放軍の大部隊と上陸させるかも問題になります。南西諸島ではなく、日本分断支配に一番の有効な南九州ではないでしょうか。南九州の8師団は叩かずに無傷に残し、宣撫工作で自軍に引き込むことも画策するかも知れません。8師団が人民解放軍の上陸を阻止するために旧陸軍同様に海岸線に兵士を布陣していても、演習場や山にに身を潜めていても、人民解放軍は見向きもせず後方の都市部や交通インフラにミサイル攻撃や航空攻撃を加え戦意を喪失させる作戦に出るかも知れません。あるいは北部九州の4師団にも攻撃を加えず西日本占領と東日本への日本人押し込めの戦力として温存し活用するために宣撫工作の対象するかも知れません。

しかし中部方面隊や東部方面隊の陸上自衛隊への攻撃は容赦しません。演習場や駐屯地、その他の地域に潜んでいようが、集結部隊をミサイル攻撃で一網打尽にします。日本国内に住む中国国籍の者たちの協力を得れば迷彩服に身を包む陸上自衛隊の行動など簡単に把握出来る筈です。九州を除く西日本の都市部や交通網へのインフラ攻撃はしません。西日本を自国領として占領後に活用するためです。自治区とする東日本は別です。福島第一原発をなど絶好の攻撃対象になるかも知れません。東日本が放射能で汚染されようが中国は人民解放軍には関係ないことです。日本国民の士気や自信を奪い取るために有効な手段と判断したらやりかねません。

とにかく中国人民解放軍は孫子の兵法で動く筈ですから、日本の弱味に漬け込み、手段は選ばない筈です。


福島原発事故で地に落ちた紛争抑止力を回復するために日本が行わなければならないことは山積していました。安保法制も、その一つでした。また10数年前に成立した有事法制の整備充実も急ぐ必要があります。日本人の覚悟を定めるための憲法改正も急ぐ必要があります。

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