日本人だけでならこの案で良いかも知れません。
だた、同盟国から見ると防衛のただ乗りに見えると思います。
日本近海でアメリカの艦船が攻撃を受けたりした場合、
アメリカを攻撃する敵の排除や救援というものが必要になります。
攻守同盟というものは本来そういう性質のものです。
かつてカルタゴの代表がローマにの元老院に赴いた際、
【我々は長くローマの同盟国として貢献して来た!】
と演説した所、【血も流さない奴が何か言っているぞ!】と
嘲笑されたそうです。当時のカルタゴは、今の日本と同じで、
金銭的支援しかしていなかったのですね…。
また先制攻撃しないとありますが、最初に大量破壊兵器を
打ち込まれた場合、国民に多数の死者が出る事を許容すると言う事になります。
国民の生命と財産、安全を保障するという、国家の基本概念を
放棄する事と同義語になります。
軍事的にも後手に回り、不利は免れません。
自衛隊の隊員も国民ですよ。
レーダー照射等もそうですが、仮に開戦でなくても
軍事的にやって良い事と悪い事が存在します。
その様な時に何もしなければ、相手を益々増長させ、
国を危機に陥れる事になります。
作者からの返信
確かに仰るとおりてす。
もちろん、完成形だと思っておりません。
現行憲法は、アタシの個人的な感覚からすれば完全な欠陥憲法になります。まぁ此は九条のせい。国家が国民の生命・財産を戦時において一切守らないと明確に規定するこの条文は、税金を収受する国家の憲法としては空前絶後の欠陥だと考える訳です。
実は同様に陸上自衛隊廃止・縮小論も如何なものかと考えます。防空や渡洋進行阻止に陸上の陣地が要らないと言う事は有りませんし、戦時の国民の避難や被害復旧に陸上戦力は必要不可欠です。我が国は海沿いに人口密集地が多いので、自己完結性が低く被害によって活動が阻害される可能性の高い警察・消防を戦力に考えるのは無理があります。
とりあえずハーグ条約を一読される事をお薦めします。