第4話 母娘で俺の股間を弄るのは何かの拷問ですか?

 堅くなった俺の股間が露出して、真由は恥ずかしそうにしている。

 「もう、真由ったら、あんたの聖剣でしょ?早く、刀を見せてちょうだい」

 佳奈美の催促にも真由は恥ずかしそうにしているだけだった。

 「あ、あの・・・そのやめてください」

 佳奈美に股間を弄られながら、恥ずかしそうに小声で拒絶しようとするが、そんな事を聞いてはくれない。手慣れた感じに弄られ続けた。俺のアレは今にも爆発しそうだった。

 「お、お母さま!そんなにしたら、暴発してしまいます」

 真由は恥ずかしさを堪えながら、叫ぶ。

 「あら?」

 佳奈美は改めて、俺の顔と股間を見た。

 「ごめんなさい!そう言えば、君は童貞だったわね」

 童貞だと言われ、余計に恥ずかしくなったが、もう抗う力も残されてはいなかった。佳奈美が手を離したが、爆発寸前の俺の股間は凶悪なまでにパンパンに張り詰め、動悸していた。

 「でも、佳奈美。ちゃんと扱えるようにならないと、いつ、鬼が現れるか解らないわよ?ただでさえ、増えているんだから」

 佳奈美は真由を諭す。

 「解っています。で、でも・・・殿方の股間を弄るのは・・・」

 恥ずかしそうにする真由に佳奈美は怒る。

 「何のために幼少期から教えてきたと思っているのです!確かに我が家は父親が早くに他界したから、本物を扱う事はほとんどなかったです。でも様々な資料を与えて、あなたには教育をしてきたはずです。確かにこの方の聖剣はあまりに見事で、資料でも数少ないサイズですが、それでも物は同じです。教えた通りにやれば良いのです」

 佳奈美に叱られ、真由は酷く落ち込む。

 「あ、あの真由さん・・・べ、別に・・・ぼ、僕は嫌じゃないですよ。真由さんに・・・股間を触られるのは」

 落ち込む真由を見て、つい、言ってしまった。それに喜ぶのは真由じゃない。佳奈美だった。

 「ほら!真由。こっちもああ言っているわけだし、見せなさいよ!」

 嬉々として佳奈美に急かされた真由は俺の股間に手を伸ばした。

 恥ずかしそうに触れる真由の指の僅かな動きに股間の奴は激しく興奮したらしく、萎れていたのが一気に堅くなった。

 「すごい!」

 佳奈美はその硬直具合に頬を染めながら喜ぶ。

 「ご、ごめんなさい!」

 真由は思い切って、股間を掴んだ。

 その時、体が熱くなる。

 股間を中心に燃え上がるような熱さ。そして、体が輝き、一瞬にして、剣へと変化した。

 「すごい。大きい!」

 佳奈美はクラクラした。彼女の目の前には2メートルは超える刀身が現れたのだ。

 「だ、大丈夫?」

 真由は不安そうに剣に尋ねる。口は無くなったが、彼女の頭に直接、返事をする。

 「大丈夫です」

 「良かった」

 真由は安堵した。

 「ちょっと、この立派な剣。振ってみなさいよ」

 佳奈美は興味本位で真由に指示する。真由は言われた通りに剣を振るう。

 大剣ではあるが、日ごろから鍛えている真由の腕力ならば、十分に振れた。

 「本当に立派よねぇ。こんなの初めて見た」

 佳奈美さえも初めて見る剣。自分はそんなに凄いのかと思った。

 「これなら、伝説の鬼だって、斬れるわね」

 佳奈美はニヤリと笑う。俺はそれが気になって、真由に尋ねる。

 「伝説の鬼って?」

 「我が家に伝わる伝承です。何でも京の街を恐怖に陥れた巨大な鬼だったそうですすよ」

 「そんなのが居るんだ」

 「いえ、あくまでも伝承です。長い歴史の中でも、そんな鬼に遭遇したという明確な記録は我が家の中にもありません」

 「はぁ・・・まぁ、どこでも話を盛る事はあるよね」

 「ならば・・・良いのですが・・・」

 佳奈美は少し不安そうな顔をした。

 「何か心配事でも?」

 それが気になって、佳奈美に尋ねる。

 「最近、鬼の出現が富に多くなっています。故に我が家だけじゃなく、西洋のアバズレ達の手も借りねばならぬような有様でして」

 その言葉に真由も深く頷く。

 「本来、この国で鬼退治は遥か昔から続く家がやって来ました。それが政府はあの西洋の悪魔狩りの連中などと手を組み、あまつさえ、我等をそれらと同一視して・・・」

 何やら屈辱的な感じなのだろうが、真由の手に力が込められると握られた俺の股間がとても痛くなるのを何とか我慢している。

 「本当に悔しい。私も早く、一人前になって、鬼をどんどん狩って、あいつらに大きな顔をさせないのに」

 真由は興奮したのだろうか。まるでイチモツを握り潰さんとばかりに力が入る。

 「うああぁあああ」

 さすがに悶絶した。その悲鳴に真由は気付いて、慌てて、手を離す。

 「ご、ごめんなさい。つい、カッとなって」

 「い、いえ・・・それで・・・僕が刀になるんですか?」

 「そう・・・あいつらの言葉で言う聖剣って奴になって貰います」

 真由の目は真剣だった。とても断れる状況じゃなかった。

 「さぁ、真由!今こそ、刀を見せるのです!」

 佳奈美が察したように真由に告げる。その勢いに任せて、真由がイチモツを再び、握る。両手で握られたそれは再び堅くなる。そして、体が光輝いた。

 「ぬあああ」

 こうして、身体は再び、大剣となった。

 「すごい!すごい!こんな立派なの!」

 佳奈美が目を輝かせて、大剣を見つめる。

 「お母さま・・・私・・・これで見事に鬼を倒してみせます!」

 真由は燃え上がるように大剣を掲げた。その勢いで剣先が天井を少し貫いてしまう。

 「立派よ!本当に立派!凄いわ!」

 佳奈美も剣の柄を握る。二人に握られて、興奮はマックスに至ってしまった。

 刹那、発射をしてしまい、大剣は俊哉に戻り、そのまま、床へと落下した。

 射精した状態で床に落下した俊哉はそのまま、賢者モードになっていた。 

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