私の周りになぜ馬鹿しかいないの？

第1話新生活は充実したいものだ

4月といえばなに思い浮かべますか！そう！

入学式！

春の時期にふわりふわりと舞い落ちる桜の中で

こんなにも盛大にお祝いされるよね〜

「おい、おい、起きろ！お・き・ろ」

「は、はいなんでごさんしょう！」

「つぎ〜お前の番自己紹介！」

「は、はい！里見中からきた月楼水菜と申しますよろしくお願いします」

「あーまーた寝てたでしょ！ちびで寝坊助なみーちゃん」

「あーうるさいな〜美代〜」

ちびちびからかって来るやつの名は桜田美代！

美代とは幼なじみ、、、中学は離れたけど

一緒の高校に行ったのだ！

「また、明日が楽しみだね！

また、寝ないでよ〜私が毎回言われるんだからね！」

「ごめんね、、、毎回毎回」

「私みたいなやつに感謝しな！」

「はい！感謝します！」

「アイス1本奢りー」

「またーアイス〜お腹壊すよ〜」

「いいの！」

「はーいわかった私は知らないからねー」

「どーせみーちゃんお見舞いに来るでしょ？」

「うん！行くもん！」

「じゃあ問題ないじゃーん」

「それもそうか〜」

とかいいながら部活探して歩いてると

「お？美代から聞いたぞ〜お前また寝てたんだってな！」

「ほんとにうるさいね〜なんなんですかあんたら以心伝心とかなんかしてます？」

｢はぁ？なんでこいつなんかとしなきゃならんのだ｣

「それはこっちのセリフなんですけど？」

美代と喧嘩してる奴は藤島奏斗

こいつも一応幼なじみなのだ！

「一応ってなんだよ！」

「なんで聞こえてんのさ！」

「お前の声ダダ漏れなんだよばーか」

とっとと付き合っちゃえ疲れるはー

「で？奏斗はなんでここに？」

「あーお前ら暇だろ？ならバスケのマネしてくんね？」

「まぁ暇だし〜仕方なーくしてあげまーす」

「感謝しろ！」

「お前らに感謝しない！」

「｢ちぇー｣｣

「ちぇーじゃない！」

まぁなんとなーく高校生活始まります？