第2話 「ありふれた日常の崩壊①」
とある市に住むごく有り触れた人間、それが私だ、それなのにこの状態は何なんだろう……
薄暗くてよく見えないが壁で挟まれているので路地裏?横道?だろうか?
確か、仕事が終わり最寄りの駅から家に帰っている所だったはずだ。帰り道にこんな所あっただろうか?
それにしても、何故仰向けで寝っ転がっているのだろうか?
とりあえず、起き上がろうと身体に力を入れて見ようとするが、上手く力が入らず起き上がれない。
これはどうしたものかと、声を出して助けを呼ぼうとすると…
「おぎゃぁ、おぎゃぁ」
…………わっつ?
もう一度声を出して見ようとするが、赤ちゃんの泣き声しか、聞こえない。
〜数時間後〜
あのあと、声を出そうと泣き叫んでいたが
疲れ、今は多少落ち着きを取り戻していた。
パニックになったら冷静になれ、とかよく言われるけど無理だわ
頭が真っ白になって考えられなくなる。
と、そんな事は置いといて今の状況を確認しなければ……
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