第4話

知らない天井だ。なんてデジャブ感ある

事を考えたながら、起き上がった。

え~なにここ?何処?何か部屋

前の俺の部屋よりでかいし。

なんならベットもキングサイズくらいあるし。

あ~これやっちまったな。平民スタートが良いとか言えばよかったわ。

絶対貴族とか金持ってる系の家じゃん。

うわ~めんど。これから死にそうな位

勉強→勉強→習い事→勉強→寝るのサイクルで1日過ごすんだろうなー

もういっそ逃げようかな?かなかな?

と変な方向に思考がいっていたとき

ドアが開いた。


?「、、、、、お」


黒「お?」


?「お兄様~~~」


黒「グホァッ!」


と少女は柚斗に泣きながら飛び付いた。


黒「ちょっと待ってね。今、お兄ちゃん死にそうだから。だから、早く離れてね?てか、お兄ちゃん捕まっちゃうから

離れてね?ね?」


てゆーかこの可愛い子誰?急に抱きついてきたけどビッチなの?この子が飛び付いたせいで、お腹痛いんですけど?


?「お兄様死にそうなの?!急いで

お父様とお母様呼んでくる!」


黒「え、ちょ、まっ、まって!」


という制止の声は少女に届かず、柚斗以外いない部屋に響くだけだった。。。






ガタン!!!


ビクッ!

急に音がしたから驚いてしまった。

振り向くと銀髪の25と少し位の年齢の人が汗まみれで入ってきていた。


?「良かった。本当に良かった。」

と男は涙ながらに言ってきた。


?「あぁ、良かったわ」

と女は男の後から駆けながら近付き、

抱擁をしてきた。


少女「お兄様~」ハグッ

とさっきの少女も抱きついてきた。


黒「心配をしてくださりありがとうございます。失礼ですがあなた方はどなたでしょうか?」


その瞬間、室内は静寂に包まれた。

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