第2話 まだまだ赤ちゃんをやってるよ それでね少し分かったこともあるんだよ

今日も僕は一生懸命におっぱいを飲んでいます。

そして母さんや美少女乳母さんの話を聞きながら少しづつ言葉を覚えてるんだよ。


そうやって頑張って2人の話を聞いていたので幾つか判ったことがあるんだ。


1つ目は美少女乳母さんの名前だ、イライザって名前だったよ。

苗字は無いようなので平民だね。


2つ目は僕の乳兄弟。イライザの娘の名前がエリーって言う名前だって判ったんだ。


そして3つ目に判ったこと。

僕のお父さんのことだ。

一度も僕の部屋に来ないからお父さんはいないと思っていたんだけど、どうやら遠くに行っているらしい。それも従軍でだ。


だからエルザ母さんはお父さんの事をとても心配しているんだ。


それにお父さんは1人で従軍しているわけじゃ無いんだって。

父さんは騎士という最下層の貴族で領地の住民を数十名連れての従軍なんだ。


僕がいる父さんの領地は辺境小領地だから普通であれば王国軍と一緒に従軍することは無いんだって。

だけどここ10年ぐらいは隣の帝国が何度も父さんが仕える王国に侵略してくるので、父さんのような辺境の騎士領からも従軍が求められるんだ。


従軍している父さんは大変だけど、父親はいないのかなと少し心配してたのでそこはほっとしてるんだよ。


そして今日、新しい発見があったんだ。

それは美少女乳母さんのイライザのおっぱいを飲んでいるときに起きたんだ。


「イライザから得たおっぱいからポーション一本分の魔力の取得が完了しました。

直ぐにポーションを作りますか?

それとも魔力を体内に蓄積しますか?

ポーションを作る場合は体力回復ポーションかケガ回復ポーションのいづれかを選ぶことができます」


母さんの時と同じだった。

いきなり言葉が僕の頭の中で響いたんだ。


でも言っている内容が少し違うんだよ。

イライザのおっぱいだと体力回復ポーションかケガ回復ポーションのどちらかが選べるんだ。

母さんのおっぱいとイライザのおっぱいは何が違うんだろう?


そしてもう一つ違った事があったんだ。

なんと、僕が飲んでいた方のイライザのおっぱいが一瞬だけど光を帯びたんだ。


「えっ、なに、これって回復魔法、いや、成長魔法かしら?

でも、だれが、なんのために??」


イライザはおっぱいが光を帯びたのを見て魔法だって言ったんだ。

そして僕のほっぺをぷにゅぷにゅして聞いてきた。


「ねえ、坊ちゃん、これって坊ちゃんの魔法ですよね。

それにしてもおっぱいに魔法なんて、随分とおませさんですね」


そう言って笑ってたよ。

魔法?

僕は魔法なんか使った覚えは無いんだけどね。


そして次の日、話が大きくなっていた。

僕の目の前でイライザと母さんが話していたんだ。


「ねえ、イライザ、本当にオイゲンが貴方に魔法を使ったの?

確かに右のおっぱいが少し大きくなってる気はするけど」


「奥様、昨日坊ちゃんにおっぱいをあげていたら、坊ちゃんがおっぱいを飲んでいる方の胸だけが一瞬光ました。

これは坊ちゃんの魔法です。

どうやらそれは成長魔法だったみたいでそれで私の右の胸だけが少し大きくなったんです」


「ねえ、イライザ、私がそれを信じると思う訳?」


母さんは少し不機嫌そうにイライザに聞いていたよ。


「奥様、私はクオーターではありますがエルフの血が入っています。

ですから自分に掛けられた魔法が初級であれば、何の魔法で誰に掛けられたかぐらいは判るんです」


えっ、イライザはエルフなんだ。でも耳は尖ってないんだけどな?


ああ、クオーターって言ってたからね、エルフ以外の血の方が濃いんだね。


「ああ、そう言えばそうね。

貴方にはエルフの血が流れているのよね。

疑ってしまってごめんなさいね」


「いえ、坊ちゃんが飲むおっぱいですから奥様が心配されるのは当然です」


「そう、それなの。

私のおっぱいだけじゃ足りないわよね。

オイゲンの魔法なら平気かしら」


母さんは僕がイライザのおっぱいを飲むことを心配してるのかな?

イライザのおっぱいが光ったのは僕のせいでイライザは少しも悪く無いんだよ。

でも僕はまだ言葉が話せないから母さんに説明できないね。

どうやら母さんはイライザのおっぱいに問題は無いって思ってくれたみたいだから良かったんだけどね。


「それにしても坊ちゃんの魔法は凄いです。

私はエルフの血のせいで、大きくなっても、子を成しても微乳のままだと母から散々聞いていましたので随分と驚いてるんです」


「そうよね。でも私は貴方の美乳が羨ましいわ」


「そんな、私こそ奥様のような立派なお胸が羨ましいです」


「立派ねえ、でも授乳用のおっぱいでカチンコチンに固いのよ。

大きくてもみっともないだけじゃ無い。

貴方のおっぱいはいっぱい乳がでるのになんで少女のような綺麗なおっぱいのままなの?

私は貴方のおっぱいが羨ましいわ」


母さんはため息をつくと言葉を続ける。


「まあ、今はそんな話じゃないわよね」


「ハイ、この魔法で大きくなった胸からの乳を坊ちゃんが飲むことがご不安でしたら乳母は辞めさせて頂いたほうが良いかと思います」


「まあ、そんな事は言わないで。

私のおっぱいは大きいだけでこの子に十分な乳を与えられないのよ。

オイゲンを育てるには貴方のおっぱいは絶対に必要なの」


「では、このまま乳母を続けてもよろしいので」


「そうね、それじゃあオイゲンにおっぱいを上げてくれるかしら。

オイゲンが今まで通り飲むなら貴方にこのまま乳母を続けてもらうことにするから」


「判りました」


イライザが何時ものように胸を出すと僕を抱き上げる。

そして近づいてくるイライザのおっぱい


たしかに大きくなってるよ、イライザのおっぱい


僕はそのイライザのおっぱいに吸い付いた。

おっぱいは大きくなってたけど乳首の大きさは変わらないので普通に僕は乳首を咥えることが出来たよ。


しゃああ~、そしていつもと同じようにおっぱいが噴き出してくる。

乳首からのシャワーのような幾筋ものおっぱいが僕の喉を直撃するよ。

でもちょっと強いかな?

おっぱいの出が多くなってる気がする。

僕はそのおっぱいを一生懸命に飲み込んだんだ。


「特に問題は無いようね」


「ええ、何時ものように坊ちゃんは夢中で私の乳を飲んでくれてます」


「なら、これからもオイゲンの乳母を続けて頂戴。お願いするわ」


「ハイ、承りました」


こうして僕はイライザのおっぱいからもポーションの材料が手に入ることが判ったんだ。


それにイライザからなら体力回復ポーションに加えてケガ回復ポーションも作れるみたいだ。


そして成長魔法、イライザのおっぱいは大きくなったし、乳も前より出る様になったみたい。


赤ん坊の僕にはそれが判ったからって出来ることは特にないんだけど、ポーションを作る力や魔法を行使する力が有るってことが判ったのは収穫だったよ。


ああ、でもお腹がいっぱいになると眠たくなるんだ。


おやすみなさい...

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