第一話「氷華」

昼休み前の残り5分の授業というのは、午後の眠気がピークに達する時に次いで生徒が集中できない時間ではないだろうかと思う。背中越しでもみんながソワソワしているのが分かる。授業という束縛から早く解放されたい者、空腹の虫を押さえ込むのが限界な者。集中力の欠如には様々な理由があるだろう。新しい学年になり、教室も教科書も新しくなり、何かと緊張感が刺激される時期ではあるものの、やはり昼休み前の時間は集中力を散漫にさせる。まして空腹となればなおさらだ。そんな事情は教師にだって分かっている。だからといって毎回自分を当てて黒板の問題を解くよう言われるのも納得がいかないと彼女は考えていた。教師としては、授業の最後を締まらない感じで終わらせたくはないのだろう。確かに彼女なら授業をちゃんと聞いているし、問題が解かれないまま終業の鐘が鳴るということもない。恙無く授業が終わる。彼女もそれに反対するわけではないが、それを行うべきは教師だろうと心の中で抗議をしながら黒板に書かれた問題を解いている。


今は数学の時間。だから問題の答えが分かったからと言って答えを書いただけでは正解にはならない。答えを導き出すまでの過程が大事なのだ。それゆえに問題を解き終わるのにも時間がかかる。授業を時間通りに終わらせるのは教師の役目だと思いながらも、やはり自分が問題を解いている最中に鐘が鳴るのも面白くない。だから彼女は頭の中で出来上がっている方程式を留まることなく黒板に記していった。

「お?できたか柊木」

彼女が教師に視線を送り、教師が黒板の計算式を確認する。そして「いいだろう」と言う教師の言葉と同時に授業の終わりを告げる鐘が鳴った。クラスメイトたちから安堵のため息が出る。教師も満足そうに教材を片腕にまとめ、「ちゃんと復習しておけよ!」と言って教室を出て行った。


彼女が自分の机に戻ろうとすると、その周りでガタガタと机を動かしている人がいた。彼女の前に座っている友人で、自分の机を180度回転させて彼女の机にくっつけている。

「さぁさぁ水華ちゃん。お昼ご飯にしましょうね」と嬉しそうに言う友人の横を通り過ぎ、水華は自分の鞄から財布を取り出した。

「残念ね。今日は学食よ」

そう言って水華は教室を出る。

「え、ちょっと待ってよ水華!」

机を乱暴に戻し追いかけてくる友人。学生食堂はクラス棟の東隣の建物にある。水華たちのクラスは二階の西端にあるため、食堂に行くには少し歩かなければならない。教室のすぐ隣にあるエレベーターを使って一階に下り、一年生のクラスの前を通って行ってもいいのだが、水華はそのまま二階を歩いて校舎の端まで行く。

「学食なんて聞いてないよ」

「なんでいちいち佐和に言わなきゃいけないのよ」

「だっていつもお弁当だったじゃん」

「今日は朝が早かったから弁当を詰めている時間がなかったのよ。昨日も遅かったし」

そんな会話をしながら二年の教室の前を歩いていく。窓の外を見ると、すでに数人の生徒が中庭に出てきている。今日のような天気の日には外で弁当を食べるのもいいだろう。その中のある生徒が水華の方を指差して何かを言っている。表情からして悪い噂話ではないようだ。それでも水華は佐和に窓側を歩かせながら廊下を端まで歩く。しかし同学年の廊下であっても水華に向けられる視線は多い。特に先輩の元を訪れたのであろう一年生からは、驚きと感動の眼差しを向けられる。


柊木水華。

彼女の姿はどうしたって目立つ。濃紺のブレザーに映えるプラチナブロンドのロングヘアー。細くて背が高い容姿に整った顔立ち。そして少し憂いを帯びた表情が逆に惹きつけるものを感じさせる。十人すれ違えば十人とも振り返るであろうその美貌は、この学園内でも人気がある。特に同じ敷地内に立っている中等部の生徒からは絶大な人気を誇り、非公式のファンクラブまであるくらいだ。その延長の高等部一年生もまた然り。しかし水華自身はこの状況をあまり好ましくは思っていない。むしろ苦手としている。水華がある程度話ができる相手というのは、隣を歩く滝内佐和を含めて数人ぐらい。


「言ってくれれば私も学食にしたのに」

「だから何であなたが私に合わせるのよ。それにあなたも弁当を持って一緒に来ているのだから同じじゃない」

「そんなこと言ってー。私が一緒に食べることを感謝することになると思うなぁ」

「どうかしらね」

そんな会話をしながら校舎の端にある階段を下りる。

「でも学食なんて珍しいね」

「苦手なのよ。知らない人がいるところも、そこでご飯を食べるのもね」


一階に降りればすぐそこは自動ドアで仕切られた連絡通路。そしてその先には五階建ての大きな食堂棟がある。高等部の生徒たちが一般に昼食をとるためのフロアは一階。早めに出てきたのにすでに十数人が並んでいた。水華も最後尾に並ぶ。佐和は先にテーブルの方へ行った。その時点で学食内は少しざわつき始めている。チラチラと様子を伺っている者、遠くから声を上げて指差す者、スマホで誰かに連絡をとっている者。この学食は一階にあるため、必然的に一年生が早く来られる位置にあると言える。それに同じ敷地内に立っている中学の校舎からも近いため、時々中等部の生徒が混じっている。そんな生徒たちにとって、こんな近くで水華を見るのは初めてとなるだろう。


水華はきつねうどんの食券を買って受付に出し、出来上がるまで近くのテーブルで少し待つ。どの高校にもあるであろう平凡な光景なのに、水華が椅子に座って足を組んでいるだけで特別な空間のように見える。

そしてそんな彼女に声をかける生徒がいた。

「ひょ!氷華様……」

振り向くと女生徒数人が、まるでおしくら饅頭をするように立っていた。たぶん一年生だろう。とても緊張しているのが傍から見ても分かる。その緊張を少しでも和らげるために互いにくっついているのだ。

「もしよかったら、あの、ご一緒にお昼ご飯を食べさせていただいてもよろしいですか……?」

ただお昼に誘うだけなのに、財布を持つ一年生たちの手は震えていた。

「ごめんなさい。今日は友人と一緒だから」

しかし水華はそれだけを言って一年生たちから視線を外す。一年生たちは「わ、分かりました……。すみません」と言って引き下がる。しかしショックを受けているかと言われたらそうでもない。むしろ一言といえど『氷華様』と話せたことを喜んでいるようだ。


水華がうどんの出来上がるのを待っている間にお茶を入れて椅子に座って飲んでいると、そこに佐和が来た。

「ここで食べるの?向こうで席取っておいたんだよ」

「先に食べててもいいのに」

「またそんなこと言って。そんなんじゃ友達なくすよ」

「別に私は一人でもいいわよ」

「もぅ、素直じゃないな、『氷華様』は」

「あなたまでそう呼ぶのやめてちょうだい」

そう言って水華は自分の番号が電光掲示板に表示されたのを確認して、きつねうどんを受け取りに立ち上がる。

しかしそのタイミングで水華のスマートホンがピーピーピーと鳴った。学園内では基本的にスマホはマナーモードか電源を切っておくことが校則で決まっている。もちろん水華もスマホはマナーモードにしていたが、それでも音が鳴った理由はただ一つ。

「ほんと、今日はツイてないわね」

水華がため息を吐くのと同時に校内放送が流れた。

『緊急放送。緊急放送。学園敷地内に侵入者。学園敷地内に侵入者。全生徒は直ちに校内に入ってください。繰り返します……』

この放送で食堂が一気にざわついたのを他所に、水華はブレザーの内ポケットからスマホ用ワイヤレスイヤホンを取り出して耳につける。

「はい」

『水華か?私だ』

「場所は?」

『とりあえず生徒会室に来い。そうすれば目の前だ』

「まさか正門から?」

『舐められたものだよな』

「他の生徒会員は?」

『今からだ。一斉に呼び出したんだが、やはりお前が一番だったな』

「すぐ行きます」

そう言ってスマホの通話を切ったあと、水華は財布を佐和に渡した。

「私のうどん、食べといて」

「え!私も自分のお弁当あるのに!?」

そんな佐和の意見は聞かずに水華は走り出した。


水華は食堂棟から中庭を抜けて生徒会役員棟に向かった。この学園は上履きがなく靴のまま校内に出入りしていいため、こういう場合でも靴を履き替える手間がない。

水華は中庭を抜ける時に、その中心に立っている大きな桜の木のそばを通った。この桜の花や葉は昼間だとよく分からないが、実はぼんやり光を放っている。そのため街では街路樹として大通りに植えられ、美しい景観と同時に夜には街灯の役割も果たしている。その桜並木も、元はこの木から接木されたものだ。きっと今回もこの桜の木が狙いだろう。この桜があるゆえにこの学園は度々このような侵入者が現れる。水華はそれに迷惑しながらも、この桜から自分自身も恩恵を受けているために文句は言えない。


その桜を通り過ぎ、生徒会棟に入ろうとしたら上から声がした。

「水華!そのまま向かえ!」

声の主は先ほど電話してきた生徒会主任の先生。しかしその声に反応して上を向いた水華の視界に飛び込んできたのは、布に包まれた長い棒状のものだった。それを受け取った水華はすぐに状況を理解し、方向転換して生徒会棟を迂回し正門に向かった。

遠くから悲鳴のようなものが聞こえる。この学園は正門から生徒会棟を避けるようにして敷地の奥に向かって桜並木が続いている。桜が散り始めた今日、ここで昼食を取ろうとした生徒も多かったはず。この陽気なら当然だ。きっと逃げ遅れた生徒がいたのだろう。

水華は早く正門に向かうためにスピードを上げる。


ドンッ!

「きゃっ!」

しかし生徒会棟の角を曲がった時、一人の女子生徒とぶつかった。水華より小さかったために水華が転ぶことはなかったが、相手は突き飛ばされたようになった。水華は咄嗟に相手の手を取って転ばないように支える。

「大丈夫?」

顔を抑えている相手に水華は無事を確認したが、返事を聞く前に今度は相手を自分に引き寄せた。それと同時に右手に持っていた布に包まれた棒を前に突き出す。何かが迫ってくる気配を感じたからだ。

その予想は当たって、持っていた棒に衝撃がくる。見ると、その棒には犬が噛み付いていた。しかしそれは普通の犬ではなかった。目や首周りや足首、そして尻尾が青白い炎で燃えているように見える。しかし熱さは感じないので本当の炎ではない。いわゆる魔獣というやつだ。

「やっと真打ちが登場かよ」

その魔獣の後ろに一人の男が立っていた。こいつが侵入者だ。

男の右手が一瞬光る。すると魔獣は噛み付くのをやめて男の足元に戻っていった。

その男は黒いコートを来て、左手だけ黒い手袋をしている。そして足元には先ほどのと合わせて二匹の魔獣。

「お前らが来る前に目的を済ませても良かったんだけどよ。コソ泥呼ばわりされたくなかったんでね。この学園のセキュリティ、ザル過ぎだぜ?」

「結局コソ泥でしょ」

「コソ泥じゃねぇ。強盗だ」

無意味なプライドだけ高いやつだ。水華が一番嫌いなタイプ。

しかしこの学園のセキュリティは万全だ。小学校から中学、高校まで一つの敷地内に収まっているこの学園にはかなりの生徒が通っているし、それにあの桜の木だってある。守衛だっていたはずだ。

「あなた、見てた?」

水華は視線を男から外さずに、腕に抱いていた女子生徒に尋ねる。

「あ、あの……、いきなりあの犬が門の向こうから飛んできて、そのあと門が開きました」

きっと魔獣を学園内に侵入させ、制御して欲しければ門を開けろとでも言ったのだろう。卑怯な手だ。きっと守衛も無事ではないかもしれない。


ピッ

水華は耳のイヤホンのリダイヤルボタンを押す。

『どうした?』

「九重先生。正門の守衛のところに人を回してください。もしかしたら負傷してるかも」

『大丈夫だ。朝緋たちを向かわせてある。外から回っていくように伝えておるから少し時間は掛かるかもしれないが』

「分かりました」

水華は電話を切ったあとに女子生徒を離した。

「安全な場所に隠れててちょうだい」

女子生徒は深く頷いたあとに桜並木の方へを走っていった。気づけばそこに他の生徒も数人いた。きっと一緒に襲われて彼女だけ逃げ遅れたのだろう。


なにはともあれ水華がやるべきことは一つだけ。目の前の侵入者を倒すことだけだ。こんな魔獣を使って女の子を襲うような男には容赦など必要ない。それ以上にこんな男に手を焼いていては煌桜(こうおう)学園生徒会として名折れだし、水華のプライドも許さない。


水華は持っていた布の紐を解いた。その布から出てきたのは立派な長さの日本刀だった。使い込まれた牛革の柄や柄の真ん中に光る目貫、そして長く黒い鞘から重厚感が伝わってくる。侵入者も身構える。

水華は躊躇いなく刀身を引き抜いた。しかし鍔(つば)とハバキの先にあるはずの立派な刀身はない。切っ先も整えられていないお粗末で短い刀身があるだけだ。


「ぶっ!くっ、はっはは!!なんだそれ!ただの虚仮威しかよ!」

侵入者が声を上げて笑った。確かに水華の持っている日本刀は、柄だけ立派なとてもバランスの悪い刀だった。

「いやー、笑って悪かった。女子高生の子供が本物を持ってると思った俺が馬鹿だよな。子供にはやっぱりそれぐらいのおもちゃがお似合いだよ。まぁガキが遊ぶにしては、その柄と鞘は豪華過ぎるけどな」

侵入者は腹を抱えながらそう言った。その間に水華は鞘の鯉口からあるものを取り外し、刀を再び鞘に収める。

「そうだな。それが賢明だ。ただ俺はガキのママゴトに付き合ってる暇はねーんだよ」

そう言って侵入者は右手を胸の前で握る。それと同時に魔獣が臨戦態勢に入る。水華も鞘を左腰に構え、右手を柄に添える。

「格好だけは一人前だな」

侵入者がそう言うと、二匹の魔獣が水華に向かって駆け出した。水華は柄を握る手に力を込める。すると生徒会棟の後ろに立っている桜の木が放つ光が強くなった。

魔獣が水華に飛びかかる。木の影に隠れている女子生徒が悲鳴を上げる。そして水華が居合いのように刀を引き抜いた。


ザシュ!

次の瞬間、一匹の魔獣が地面を転がり倒れた。さっきまで出ていた首や尻尾の炎のようなものは消えていた。水華は続いてもう一匹の魔獣に向き直り、迫ってくる魔獣を右上から斜めに切り倒した。

「まさかそんな仕掛けがあるなんて、聞いてねぇよ……」

水華は侵入者を見ながら刀を片手で振り下ろす。すると刀身に付いていた血ではない何かが地面に落ちた。

そこには、さっきまではなかったはずの長い刀身が確かにあった。しかしそれは鋼でできたものではない。白くて美しいその刀身は氷で出来ていた。

「氷の刀かよ」

「滉雪白月(こうせつのしらつき)」

そう言って水華は氷で出来た刀を構える。

「ご丁寧に名前まで。流石に一人でこの学園を守っているだけはあるな」

「一人じゃないぜ」

侵入者の後ろから声がした。

「守衛のおっさんに怪我させやがって」

そこには、右手に火を持っている男がいた。まだ春先だというのにワイシャツの袖をまくり、前のボタンを全て開けてまるで夏のような格好をしている。かなり着崩してはいるが、一応この学園の生徒会長だ。そしてその後ろには眼鏡をかけた女子生徒。肩まで伸ばした黒髪を二本の三つ編みにして両サイドで結わえている。

「鈴音。こういう現場には来るなって言ってるでしょ?」

「でも朝緋先輩を一人にできないじゃないですか」

「どういう意味だ?時任」

「周りに危険が及ぶので」

「まぁそれは一理あるわね」

そう言いながら水華はジリッと間合いを詰める。

「炎使いに氷使いか。それにもう一人。ちょっとばかり不利だな。出直すことにするか」

「逃げられると思うか?」

朝緋が火を大きくする。

「逃げるさ」

そう言うと侵入者は右手を突き出した。しかしそれは水華に向かってではない。

「きゃー」

後ろで悲鳴が聞こえる。振り向くとさっき斬ったはずの魔獣がさっきの女子生徒に襲いかかっていた。女子生徒も、魔獣が死んだことで安心して木の陰から出てきてしまったようだ。

「小桜ー」

友達が女子生徒の名前を呼ぶ。ここからでは間に合わない。

「待って!」と水華が叫んだ瞬間に遠くで銃声が鳴った。その途端魔獣が真横に弾け飛ぶ。そして魔獣は黒い塊となった。今度こそ死んだようだ。

銃声が鳴った方を見ると、生徒会棟の屋上からライフルを構えている生徒がいた。その生徒は水華に向かって大きく手を振る。

水華は「ありがとう、響」と言いつつ後ろを振り返る。そこにはもう一匹の魔獣を倒した朝緋と、侵入者の腕をねじ上げて地面に倒している鈴音がいた。あんなに大口を叩いてたのに、結局逃げられずに鈴音に取り押さえられていた。


ピッ

水華は再びイヤホンのリダイアルボタンを押す。

「水華です。侵入者を取り押さえました」

『ご苦労。朝緋に侵入者を生徒会室に連れてこさせろ。魔獣は風紀委員に任せる。鈴音に連絡してもらえ。守衛に関してはすでに朝緋から連絡を受けているから心配するな。水華は女子生徒を保健室まで連れて行ってやれ。いずれ彼女からも話を聞きたい』

「分かりました」

電話を切った水華は「ふぅ」と緊張を解いた。その瞬間に今までハバキの先に付いていた氷の刀が一気に水となって地面に落ちる。水華は刀を鞘に戻し、『小桜』と呼ばれた女子生徒の元に行った。

「大丈夫?」

女子生徒は魔獣に襲われそうになってから今までずっと座っていた。魔獣に襲われた恐怖といきなりの銃声で、腰を抜かしてしまったようだ。

「は、はい……。大丈夫です」

そう言いながら全然大丈夫そうじゃない。

「とりあえず保健室に行きましょう」

そう言って水華は女子生徒の手を取って起き上がらせた。

「あなたたちも一緒に来なさい」

水華はまだ桜の木の影に隠れている女子生徒の友達に言う。

「は、はい!ありがとうございます、氷華様!」

その友達たちは、助かったことよりも水華と話せることを喜んでいるようだった。

水華は半ば呆れるように言った。


「水華よ。私の名前は柊木水華」

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