第4話

あなたにふれたい


初めて触れたあなたの手

温かくて少しなんだか恥ずかしくて

自分自身の手も少し汗ばんだ気もした。


あなたにふれたくて、ふれて欲しくて、

このままでいたいって、ずっと続けばと思った。


あなたの手を握りながら歩いたあの日の午後

離れるのがものすごく寂しく感じた。

今までよりどんどん我儘になっていく。


追伸

元気ですか、ぼくは元気です。

コロナ、コロナの世の中ですが、お気をつけください。あなたはすぐに無理をするから。

あなたのそばに居たい。無理しないでね。


ぼくは元気です。



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ゆめみる羊のつぶやき @wolfpack

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