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・舞台
サボテン地獄
・概要
暑くて乾いた気候、強い風が吹く砂漠に沢山のサボテンが生えている。
サボテンは縦長、丸型、扇型の三種類あり、どれも長くて鋭い棘とたっぷりの水分、そして幻覚剤を内包している。
砂は赤色で粒が大きく、流砂の心配はない。
また遠くには同じく赤色の巨石が積み重なっているのが見える。
・名前
『ボアキング』レッグス
・外見
1208cm 1002kg
褐色肌で筋肉の盛り上がった男の上半身に茶色に黒の斑点模様の蛇の下半身が付いたナーガ族の男。
黒いドレッドヘアーに顎髭、サングラスで隠した眼は爬虫類の縦に割れた瞳孔を持つ。また口の中には短いが鋭い牙があり、ほんの少しだけ毒液も出せる。
腰に赤色の布を巻いている以外に服はなく、武装もしていない。代わりに、日焼け止めのオイルを塗っている。
・経歴
異世界のスラム出身で、そこから名をはせた格闘家。少なくともその世界では無敗の王者だった。
裏では麻薬ビジネスや闇格闘技大会も主宰しており、裏表ともに大物の一人と数えられていた。
しかし野望には留まるところを知らず、更に名を、更にビジネスチャンスをと手を広げ、終には女神に謁見するに至った。
戦いに参加したのは自分を売り込むのと同時に趣味でもある。
・性格
向上心の塊、少しでも偉く高くなることを求め、留まることを知らない。
また根っからのバトルマニア、闘い、殺し合いは見るのもヤルのも大好き。武器を使わないのは数少ない美学から。
過激で好戦的、口では大きなことばかり口にしているが、常に頭のどこかが冷めたクレバーな部分があり、引き際、負け際も心得ていて、今は引いても次に成り上がるまでの準備期間だと冷静に計算できる。
・能力
ナーガ族特有のしなやかな筋肉に鍛錬と適度なドーピングで作り上げられた肉体はそれだけで強力。
口の中に毒牙があるが毒自体は弱く、噛みついてもせいぜいが痺れる程度。
また毒物薬物免疫能力に優れ、少なくともそこらのサボテンに突っ込んでもらりったりはしない。
蛇相撲
彼らの伝統的格闘術。その名の通り相手を場外に出すか、足の裏以外を地面に付けさせたら勝利となる。それに即した投げ技が豊富で、蛇の下半身を用いた豪快なバックドロップや相手の手足を掴んで振り回しぶん投げるジャイアントスイングを繰り出す。
また、蛇としての締め付けや尾による打撃、高く飛び上がってからのボディプレスと相撲以外にもプロレスや総合格闘技のようなバリエーションを見せる。
・戦法
高らかな名乗り、正面からの真っ向勝負、正々堂々を歌う。
だが戦い方は投げ中心、それも直接的なダメージよりもサボテンに突っ込ませてのラリパッパを積極的に狙う。
相手をいたぶる趣味はないが、かっこよく決めるため、最高のバックドロップができるよう、相手を弱らせる下準備は怠らない。
殺すことに躊躇いはない。
また勝てないと踏んだなら、戦いからショーに転じ、さも激闘を通して友情が芽生えた風に演技する。
強者
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