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・舞台
パン工場
・概要
緑色の床、白い壁、ステンレスな機械、ベルトコンベアでパン生地が運ばれ、全自動で焼き上がる、無機質なパン工場が、場外にも続いている。
工場はいくつかのエリアで分けられていて、小麦粉や材料を混ぜる、発酵させる、こねる、オーブンで焼く、冷ましてパッキングする、と何となくわかる。それぞれにエリアには二重の自動ドアで遮られているだけで出るのは簡単。
作っている種類はあんパン、食パン、カレーパン、その他にもキャラクターグッズのゲテモノ甘いパンがある。
外側はどこまでも広がる小麦畑で、その間をゾンビが無表情に働いている。
工場内はすさまじく蒸し暑く、酵母菌の臭いがむせ返るほど溢れている。
・名前
『丼天使』クエナイエル
・外見
180cm 70kg
黒い肌のマッチョな体に、頭部が肩幅ほどある巨大な白いどんぶりになっている。服を脱ぐと手羽先のような小さな羽根があるがあるだけで飛べない。
顔はどんぶりの表面に絵柄のように張り付いていて、アニメな顔が笑ったり瞬きしたりする。ただし話せない。
どんぶりは陶器で、上には蓋が乗っている。蓋の模様が天使の輪だったりする。
服装は白い作業着、工場で働くためにゴミが出ないようにする類の物。
・経歴
女神に使える天使の一人。
元はコミックバンドのボーカルという異色の経歴で、お笑い番組に何度か出たこともある。
一芸と職歴から食事担当に採用されるも、実際のところ料理はからっきしで、本人自体が食事できない体ゆえ味見できず、悲惨なこととなり、その責任を取る形でこの戦いに参加させられた。
・性格
楽天的なお調子者、人を笑わせるのが好きだが、基本その笑いは誰か他人を貶めて笑いものにする類なのでいじめに近い。
戦いに関してもどうにかなると根拠のない自信にあふれていて、危機感が全くない。
頭はいい方で、特技は国語、趣味はしりとり、メモ書きで戦う。読書家でもあり、漫画などで得られた知識は多い。
・能力
身体能力は常人にしては高い方だが、格闘術はからっきし、しかも頭が重すぎてバランスが悪く、常にふらふらしている。
頭のどんぶりは手の爪と同様に、ひびが入った程度ならば回復できるがすさまじく痛いらしい。
『最後がドン!』
頭の蓋を閉じた状態で最後が「~ドン」になる、食べ物以外の何かを思い浮かべ、その後蓋を開けることで中身を召喚することができる。召喚したものはある程度命令を聞き、自我をもって相手を襲う。
ドン、が付けば大体の物がサイズなど無視して召喚できるが連続で同じものはできず、五時間ほどのクール期間が必要となる。
また、ハルマゲドンは未だに出したことがないのでどうなるかは知らない。
・戦法
基本は工場の中を逃げ回り、ドンで攻撃する。
一方でパン生地などで罠を作り、オーブンに誘い込んで閉じ込めて焼き殺すなどの残忍な罠も作っている。
頭部のどんぶりは砕け散ると死ぬ。
強者
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