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・舞台


汚水湖


・概要


砂漠のど真ん中にある黒くどろりとした水のたまった湖。

正体は近くの都市から運び込まれた生活排水、下水処理もされずにトイレから流れてきたアレな水、当然大から小からトイレットペーパーから混ざってとごっている。

ここへ至るドアは湖のど真ん中の比較的干上がって濃縮されて泥みたいになってる部分に出る。なので溺れる心配はないが膝までは汚れる。

場外だが岸にはここに通じる道路が見える。

とにかく臭く、鼻孔どころか舌や眼球までも臭さで燻される。特に昼間は熱せられ、蒸れて、地獄となる。湿度も高く、半日もいればもれなく水虫となる。


・名前


『タフダイバー』ギャレット


・外見


230cm 150kg

元男のサイボーグ、全身のほとんどを機械化したときに男から女になった。ただし外見的にはあまり見分けがつかない。

白くて丸くてずんぐりとしたフォルムの人型で、頭部は半球状のマジックミラーで内部にカメラがある。突起物のない宇宙服な感じ。

背中にアタッチメントのバックパック、武装としては機密性の高い専用アサルトライフルを装備している。


・経歴


とある転生者がチート技能を用いた全環境対応防護服の開発を行い、そのお披露目として参加させられている。

パイロットとなった元男は作った転生者とは別の転生者で、異世界出身のごく普通の性同一性障害持ちで、宇宙飛行士候補生だった。しかし手術不可能の体臭により候補止まりで、自暴自棄になって香水をがぶ飲みして死んだところで転生している。

会場があぁなのは女神の意向、パイロットの外見がタイプだったのに女になったので切れて嫌がらせした。


・性格


冷静沈着、口数は少ないがメンバーの一人一人に目を配り、気遣うムードメーカー。盛り上がることは無くても盛り下がることがない。

頼りになる存在だが自分の中に悩みを貯めこみ、顔に出さないで体調を崩すタイプ。その点から候補生止まりだったと思い悩んでいる。


・能力


どんな環境、ストレス下でも正しい判断ができる精神力、科学を中心に高い知能知識、どういうわけだか人を殺すのに躊躇ないなど内面は問題ない。

サイボーグボディは強化繊維で織られた防弾チョッキの塊のような装甲で、伸縮する上、機密性抜群、耐久力も高く、理論上、単体で大気圏突入してもブラックボックスは残る。内部には熱を軽減するための水タンクがあり、ここでも衝撃を緩和する。

パワーは高いが無重力前提の設計を無理やり改修したため、自重により走ったりジャンプはできない。

燃料、酸素、体力の問題から戦闘は最長でも十二分が限度。

バックパック

ジェットバーニアにより重力圏での飛行が可能、また水中での高速移動もできる。

アサルトライフル

全体が流線形で針のような小さな弾をレールガンの要領で発射する。機密性が高く、宇宙空間、水中でも使用でき弾数も多い。威力はさほどでもないが、磁力を帯びているため機械にはクリティカルとなる。射撃アシストはないが、練習は繰り返してきたので普通に当てられる。


・戦法


基本に忠実に、最適距離を保ちつつ、アサルトライフルで銃撃する。銃撃で殺せなくても傷口に汚水が入ればすぐに腐り始めるため、無理をする必要がない。

それでダメなら体当たりから組み付いて沈めて溺れさせる。

それでもだめならば自爆する。

精神的にタフで、激情することはないが、その分噴気することも少なく、能力の振れ幅が良くも悪くも狭い。なので勝てる相手には必ず勝てるが、勝てない相手には絶対に勝てない。


強者

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