09
・舞台
天空の三屋根
・概要
高い山の三つに分かれた山頂の間のわずかな谷間。三つの岩壁に囲まれた中の凸凹した比較的平らな岩場が戦場となる。
ドアが出た場所はすでに雲よりも高い場所にあり、見渡す限り灰色の岩肌がむき出しで、草木も生えてない。
空気は薄いのに風は強く、氷点下で乾いている。
山頂はギリギリ場内にある。またその間から落下した場合、場外な上に助からない。
・名前
『スカルアーチャー』ザーサイ
・外見
170cm 21kg
黄ばんだ骸骨。
調べればエルフの男だったとわかる。頭蓋骨の内側に血文字の魔方陣があり、その力によりアンデットとして活動できる。
空洞の肋骨の内部には鉄線を巻いたリールとそれと連なる銛、射出装置がある。
軽装の鎧に大きな弓、背中に矢筒、ブーツにスパイク、腰にナイフとピッケルと高地対応の装備をしている。
・経歴
異世界にて、優秀なスカウトであるとと同時に聖域と呼ばれる森の守護者の末裔だった。
いたずらに聖域を荒らす侵入者を狩り、いつか現れるであろう予言の勇者を待ち続けていた。
そこで現れた転生者、満を持して勇者だと名乗るも、その浅はかな思料と邪な目的を見抜き、値せずと追い返した。
これに、女の子じゃないから別にいい、と軽い気持ちで抹殺された。
その結果、聖域を解くための手段や口伝されていた伝説などが失われ、いわゆる詰みの状態となっていた。
そこへ女神がアシスト、なんやかんやしてアンデットとして蘇られ、その場を何とか収めた。そして残されたなんやかんやの証拠を隠滅するため異世界に、そして戦いで完全に消去をもくろんでいる。
アンデットなのだが、女神が良しといっているので良し。
因みに、内蔵しているフックショットが聖域攻略のカギだった。
・性格
アンデットゆえに自我などない。
徹底した合理主義で、挑発などは無意味、淡々と作業として戦う。
・能力
アンデットゆえに呼吸も食事も不要で、高地の過酷な環境も気にしてない。
純粋な身体能力は低く、骨の体は石で叩けば簡単に折れる。体重が軽く、打撃力も低い。
一方で弓の腕は超人で、強風の中でも正確無比な狙撃をしてくる。矢は岩壁のあちこちに隠しており、つきる心配はない。
鏃には毒も何もつけてないが、折れやすくなっており、刺さると先端が体内に残る。
対アンデット用の魔法はほぼ効かない。それどころか、アンデット化している原因が聖なる力なので、属性によってはパワーアップしてしまう。
フックショット
肋内部に装着した射出装置、口から銛を吐き出し、岩肌に突き立てて引き揚げたりブランコしたりして移動できる。
接近戦でも強力な武器になるが、そこまでの想像力は持ってない。
・戦法
完全な遠距離戦特化、相手の攻撃が届かない高所の岩肌から一方的に狙撃してくる。
逆に遠距離攻撃されても強風で身を守っている。
想像力が乏しいため、行動パターンがワンパターン。また想定外の攻撃になすすべもなく敗れることがある。
強者
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