「音風シンドローム 鳴らせ、運命のイントロダクション」
今回は石川いな帆さんの「音風シンドローム 鳴らせ、運命のイントロダクション」です! 第17回角川ビーンズ小説大賞で奨励賞&読者賞をした作品となっています。
友達から勧められて買ったのですが、読んでみたらとても好きな文章で。これは他の方にもおすすめしたい……! となりました。
※何も知らない状態で楽しみたい方は、このページを閉じてください。大丈夫な方は、そのままスクロールをお願いします!
高校3年生で引きこもりの主人公、鈴谷 陸。とある理由で深夜0時、1人墓地で楽器のベースをかき鳴らしていたところを、明るくて強引なバンドのボーカル・カズに見つかってしまう。
「バンドのメンバーになって、俺と駆け落ちしてくれ!」
陸の日常は、カズのこの一言により一変した。まるで熱風にさらわれるかのような日々。夏ロックフェス出場を目指す彼らにトラブルが巻き起こる⁉ 自分の居場所を、夢を求めていく。そんな少年たちのストーリー!
……はい、こんな感じの物語となっています。生まれつき聴覚が敏感で、人と接することが苦手となってしまった主人公の陸くん。そんな彼が困難を乗り越えていくところも魅力です♪ 仲間って大事だな、と思わせてくれるような作品でした。
個人的おすすめポイント~(*´ω`*)
とにかく出てくるキャラに個性があってとてもいい。読んでいる途中で、今誰が何を言っているのかが分からなくなることってあると思うのですよね。それを全く感じないまま最後まで読めました。ストーリーの展開も、早すぎず遅すぎず……。心情と情景描写のバランスも、丁度いいなと思いました! とても読みやすいです。
以上「音風シンドローム 鳴らせ、運命のイントロダクション」の読書感想文でした。誤字脱字、情報の誤りなどはコメント、または近況ノートでお知らせください!
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