第2章 ゴブリン討伐

第43話 ゴブリン討伐へ出発。

翌々日、ギルドにはゴブリン討伐隊のメンバーが集まっていた。サラが参加メンバーを紹介してゆく。

その紹介内容と俺の印象をあわせると次のような感じだ。

-----

・リック Cランクの剣士。筋骨隆々の男性で今回の討伐隊のリーダー。30代かな。

・ライツ Eランクのシーフ。小柄な男性、性格軽そう。

・ミリア Dランクの弓使い。細身な女性、赤い髪が印象的

・ナユタ Eランクのヒーラー。10代の女の子、おとなしそう。

・ハル Dランクの魔法使い。フードでよくわからないが、魔法使いにしてはがっしりした印象を受ける。男性。

・ショウ 俺です。転移者。野球用のヘルメットを被りユニフォームを着用中。

・ゴル ゴールデンレトリバー。俺の召喚獣。

-----


メンバー紹介の後、ゴブリンが出没した地域の情報もサラから知られされる。場所はタリムの町から北東に馬車で半日程度の場所にある廃村であり、ゴブリンの数は10匹程度であり、このメンバーであれば、問題ないとのことだ。


ゴブリンが発生している廃村まではギルドが手配した馬車で送ってくれるというので、乗り込んで出発する。

馬車の中では、互いのスキルや戦闘隊形などについてブリーフィングが行われる。

討伐隊のリーダーであるリックは、隊の構成員の情報をうまく引き出し、まとめている。


話し合いの結果、俺とゴル役割は他のメンバーのバックアップという事になった。

俺のスキルやゴルの動きが他のメンバーにはイメージできず、また、他のメンバー間の連携を乱す事になりかねないという判断からだ。









  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る