第14話 魔法・魔力・魔石

続けて俺は魔石をスキャンする。


◯ウォーウルフの魔石

・換金可能。

・【魔法】アプリで魔力に変換可能。

・低価値


魔石は魔力に変換可能。それは魔法アプリを使って…うーん、魔法、魔力、魔石の関係がイマイチわかりにくい。

ここはミウラに聞くしかないか…

俺はスマホの【MD】アプリを起動する。


「はいこちらは、ミウラダイレクトです。本日の営業は終了しました。誠に申し訳ありませんが、明日以降ご連絡下さい。」


録音されたミウラの音声がスマホから流れる。

あのオバちゃん、本当に信者増やす気あるのか。

俺はスマホを地面に投げつけたくなるが、我慢して、スマホのアプリで調べられないか、スマホの画面を見る。


すると、【異世界ガイド】というアプリを見つける。早速起動させると、武器、防具、モンスター、国家など色々な項目が掲載されている。

検索用のウィンドウもあるので、[魔法]と入力してみる。


すると

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◯魔法

人族などが、体内に宿る魔力やアイテムに蓄積された魔力をエネルギーとして放出するもの。光、火。水、土など多様な属性の魔法がある。

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なるほど、では魔力はどうなんだろう。

早速検索すると、

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○魔力

人族、魔族などが大気中の魔素を体内に蓄積したもの。ポーションなどにより手軽に蓄積する方法もある。

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魔素と言う言葉も気になるが、魔石を先に調べよう。

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◯魔石

大気中の魔素がモンスターの中で蓄積され、結晶となったもの。モンスターの種類により純度は異なり、一般的に上位クラスのモンスターほど純度が高い。

魔力ポーションの材料となるため、町などで取引される。

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なるほど最後に魔素だが。

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◯魔素

大気中に漂っているが見る事はできない。魔素を蓄積する事により魔法を発動できる。魔素の濃い場所や薄い場所があり、濃い場所からモンスターが生まれているという説があるが、真偽は不明。

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なるほど、魔素が蓄積され人族などは魔力を得、モンスターでは結晶化して魔石となるのか。興味深い内容だ。







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