思想日記 月谷みずな編

マイクラ好きのtukuyomiさん

3月15日(金) 中学卒業の日(前編)

「私」←管理者 「?」←?

私←月谷 みずな(つきや みずな)

あかね←橘 あかね(たちばな あかね)

みずなと仲良くしていた子。友達とは別らしい。


今日は雨宮中学校の卒業式。


はぁ…すっごくゆううつだなぁ…


卒業式でもゆううつなのに雨だなんて…


そして一番は片想いしているたく君とも


高校の学校違うから会えないし。


小学の時から塾が一緒で、


その時から好きだったんだけども…


中学3年になって塾は行けなくなった


理由は塾は中学2年までだったから…


3年になって同じクラスになれた。


会うことはいっぱいあったけども…


話さなかった…話せなかった…卒業式の今日まで


「はあ…好きって言えなかったなぁ…」


私は誰もまだいない朝の教室で呟いた


すると…急に教室のドアが開いた音がした。


そこにはいつもこの時間はいないたく君がいた。


(あっ…たく君だ…。めずらしいなぁ…)


私がおはようと声をかけようとしたら


たく君は私がいることには気づいたけど、


バックを自分の席に置いてすぐに


どこかに行った。


(あっ…どこかに行っちゃった…。)


私はたく君と話したかったなと残念な気持ちで、


外が見える窓側の自分の席で、外を眺めた。


(…今日卒業式だからたく君に気持ちを伝えよう)


私は後悔をしたくない気持ちで、そう思った。


それから、たく君は朝のホームルームが始まるまで


教室に帰って来なかった…


先生「皆おはよう。今日は卒業式。

君達と過ごす最後の日となった…。

先生はとても寂しいが、君達との1年は

とても良い思い出となった。感謝している」


先生「そして君達は4月から高校生だ。

この中学で学んだこと、出会った人たちとの

思い出を忘れないように。」


中学最後のホームルームの後、

私達3年生は体育館の入り口前で

先生からの合図があるまで待機していた。

すると、後ろから私と仲良くしてくれてたあかねに

こそっと声をかけられた。


あかね「みずな。たく君好きでしょ?」


私「うん…。」


あかねとは前に好きな人の話をしていたから、

私が誰を好きなのか知ってる…。


あかね「…あとで渡したいものがあるの」


(渡したいもの?何だろう?)


そう思っていると、先生の声が聞こえた。


先生「みんな、今から体育館に入るよ」


そして卒業式が始まった。


私は、卒業式が終わるまである事を考えていた。


(…たく君に待ち合わせすることを、

どう言えばいいかな…。告白しようにも…)


そしてふと気がつくと、卒業式が終わりを

むかえていた。


「これより卒業生退場します。

皆さん、拍手で送りください」


そして私達は卒業式が終わり、

自分たちの教室に戻って行った。

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