第34話 だから最強の中二病はやめて!

そして、午後になり

代表生発表式典は予定に始まっていた。

式典自体は反抗組織の妨害もなく予定通りに進行されている


あとはメインイベントの代表選手発表を残すのみとなっていた

そして、驚くことに本当にナタリア先輩の予測通りに反対勢力が決闘を仕掛けてきた



「月城ナタリア、月城学園規則第一条によりお前に決闘を申し込む」


ナタリアは俺の方を見ると、ニヤリと笑い

「ええ、いいわ!決闘を受けます」

カッコよく言い切った


その瞬間、生徒の間で歓声が上がっていた

「会長のバトルが見れる!」

「会長の連勝記録続くのかな?」



生徒からしたら、バトルはお祭りのようだ

確かに入学以来、負けなしの会長のバトルを生で見られるのだから興奮するのも無理はないよな


「では、模擬戦闘訓会場に移動しましょう」

「そして、あなた達は二人のようだから私も助っ人を用意するわ」


会長が全生徒の視線を集めている

こんな状況で俺が紹介されるのか?

悪目立ちたくない俺にとっては地獄のようなんだけど、、、


「史上最強の中二病(魔法使い)、鳳凛くんよ!」


そして、ナタリア先輩は俺を紹介した


「その呼び方はやめて〜」


改めて俺は、、、

俺は全校生徒及び学園関係者の前で史上最強の中二病として認識されてしまった。


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