第32話 それって燃える展開じゃない!
次の日、俺と結衣と一ノ瀬は生徒会室に呼ばれた。
俺たちの東西戦の選抜メンバーに選出することを生徒会メンバーに報告するためだ。
学園創設以来一年生がメンバーに選ばれるなんて前代未聞だから
反発が凄そうだけど
「僕は反対です」
「私も反対です」
早速、反対の意見が出た。
どうやら反対しているのは、公安委員会の会長と部活連盟の会長のようだ
「いくら生徒会長の推薦でも前代未聞すぎて生徒に説明ができませんよ」
「公安委員会としても、学園代表を勝ち取るために日々努力している生徒に示しがつきません」
確かに、俺は対して魔力を上げるために特別な努力をしているわけじゃないし
結衣と一ノ瀬に関しては俺の黒歴史ノートを見ることで魔力が飛躍的に上がっているからな、、、
はっきり言ってチート行為で今の実力があるなんて、口が避けてもいけないよな、、、
「ただでさえ、最近は生徒会長の座を狙っている生徒も増えているのに危険ですよ」
部活連盟の会長は頭を抱えている
「生徒会長の座を狙うってどういうことですか?」
ナタリア先輩に質問してみると
「ええとね、この学園の生徒会長は選挙で決まるわけじゃないの」
ナタリア先輩が静かに喋り出した
「この学園の生徒会長は現職の生徒会長に魔法の試合で勝った人が次の生徒会長になるの」
「この民主主義の時代に、なんでそんな方法なんですか!」
思わず突っ込んでしまった
「これは創設者であるおじいさまが決めた制度なの」
「それに、、、この制度の方が燃えるじゃない!」
ナタリアはこの制度に納得しているようで目を輝かせながら語っている
この制度はお互いが切磋琢磨して月城学園全体のレベル向上につながる狙いもあるらしい。
そして、月城学園の生徒会長は就職にも有利出し学園での権力も絶大だから生徒会長の座を狙う人は後をたたないという。
「本当は学園トーナメントで勝ち上がっていた凛くんたちを大会中にスカウトするはずだったんだけど、誰かさんのせいで大会は途中で中断することになったからなぁ〜」
ナタリア先輩は俺と一ノ瀬に視線をうつす
「うっ、、、」
「それは、、、」
俺と一ノ瀬は言葉に詰まってしまう
「公安委員会で調査してるところ、ナタリア会長を倒して、新しく生徒会を作ろうとしてる集団もいます」
「そして、日本の魔法高校を一本化するようにする計画を立てているようです」
その計画がこの前、ナタリア先輩が俺達に相談していた内容ってわけだ
「ふ〜ん、いい度胸じゃない!」
「私と凛くんでその学園内の反対勢力を倒せば、誰も文句は出ないって訳ね!」
あれっ?
なんか俺、サクッと面倒なことに巻き込まれてない?
「確かに最強の中二病が学園の秩序を守って、最強の実力を正しく示すことができれば全生徒は納得すると思います」
むむっ!?
「確かに学園の秩序を守るという大義名分があれば公安委員会や部活連盟の納得は得られると思います」
あれっ?
なんか、公安委員会の会長と部活連盟の会長がナタリア先輩の見方になってない?
「いや、でも流石にそんな大仕事は俺の身に余るっていうか、、、」
「凛!日本男児に二言はないでしょ!」
やっぱり、このときの結衣は見逃してくてないようだ
「二言どころか一言も発してないんだけど俺、、、」
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