第12話 学園トーナメント開始

そして、学園トーナメント当日

オレ達は順当に勝ち上がっていた。


「まさか、オレの黒歴史ノートを見るだけで2人ともこんなに強くなるなんて、、なんか複雑だ」



「いいじゃない凛!」

「おかげで私達は強くなれるし、凛は最強の中二病から卒業できるしいいことづくしじゃない!」


結衣は自分が強くなっていることが相当嬉しいようだ。



まぁ、俺のノートが役に立ってる?ならいいのかなぁ

二人とも俺の家で若干引きながら

俺のノートのアイディアを見ていたからな。


まさに、魔法は魔力量とによって威力が決まるってことなんだな。



「でも、凛のノート見ただけで学園ベスト8になるんだから学校の授業って必要なのかな?って思っちゃうよね、、、」

 


「まぁ、そこは学園の名誉のために秘密にしておこう」


ノートを見た結果、俺と結衣と一ノ瀬は学園ベスト8の強さになっていた。

学校のカリキュラムって一体なんなんだろう


「でも、これなら凛の目標は達成できそうだよね!」


「そうだな!」

たしかに

なんか卑怯な感じもするけど俺のリア充ライフのためには仕方ないことだ。



「凛、一ノ瀬さんの試合がはじまるよ」


一ノ瀬は一足先にベスト4をかけた試合に挑むようだ。



「対戦相手はノア?留学生かな?」



「分かんない」

「最近凛の影響もあって留学生がすごく増えたからね」



世界最強の中二病魔法使いと自分の息子.娘を切磋琢磨させて

より良い魔法使いななってほしい親の心遣いってやつもあり

学園の留学生が激増してしまったのだ

一ノ瀬の対戦相手もその留学生の一人なんだろうしな


「ノア、、、ドイツ人かな凛?」


「ドイツ人ってことはかもしれないよな?」



オレ達の予想通り、

そのノアはドイツ人であり一ノ瀬にとっても知り合い以上の人物だったのだ。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る