明日世界が滅ぶとしたら

東利音(たまにエタらない ☆彡

無題

明日世界が滅ぶとしたら。

もちろん大好きなあのこと一緒に過ごしたい。だけども、向こうはそんなこと考えてくれないだろう。あのこには大切な家族があって、僕より仲のいい友達が沢山居る。


僕には友達といえる人はいるけど、だいたいみんな家族がいる。みんな家族と過ごすだろう。相手にしてもらえない。家族のいない、家族のことをそこまで大事に思って無い知り合いとか友達っぽい人はいないでもないけれど、親友レベル、世界が滅ぶ前に一緒に居たいと思える人はいない。一緒に居たら居たで楽しく過ごせるとは思うけれど。そこそこ。


一人で過ごすのかもしれないな。


でも可能性があるとしたら……、なんて考える。

自分が生きてきた証として、自分の仕事に誇りを持ってる人。アイドルさんだったり、アーティストさんだったり、飲み屋の店主だったり店員さんだったり。

そういう人が、僕たちみたいな寂しい人を集めて一緒に過ごしてくれるかもしれない。

でもそんなこともないかな。

そういう人達にも家族が居て。僕なんかと違って、家族のことを凄く大事に思ってる。きっと家族と一緒に過ごすほうがいいんだろう。


って考えると、変な意地を張るわけではないけど、一人で静かに過ごすのも良いかもしれない。


本当に大好きだった漫画や小説を読んだり。

それとも自分が過ごしてきた証を噛みしめるために、自分が今まで書いてきた文章を読み直して、楽しんだり恥ずかしんだり。


24時間ぐらい自由に過ごせるとして。

平均的に1分に500文字ぐらい読めるってことだから。

500×60×24=720000文字か。


今まで書いた小説だけでも全部は読み切れない。でもそれが逆によいかもしれない。



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