第37話 番外編 ヴェポライザー2種の使用感総括
今回は第35・36話でご紹介したヴェポライザーの使用感レビューの総括です。
それぞれ1週間強ほど使用してみたので、良かった点とイマイチな点をご紹介しようと思います。
重複する点も多々あるかとは思いますので、その辺はご容赦のほどを。
先ずはC-VAPER4.0から。
C-VAPER3.0ユーザーからすれば、「まぁ順当進化だな」といった印象でした。
相変わらず初ヴェポライザーにはお薦め出来る商品だろうと思います。
・メリット
その1。C-VAPER3.0や2.0で使えるスペーサーがそのまま流用可能。
これはそのまんまですね。スペーサーが使えるって事は持ち運び用のセットも使えるので、非常に便利です。
外出先でも使える点で言えばかなり有利だと思います。
バッテリーもそれなりに持つし、20回分ぐらいならイケルと思います。
その2。市販の紙巻きたばこやアイコスも使用出来、喫味等もそんなに変わらない。
こちらもそのまんま。付属のスペーサーを使えば、きっちりチャンバーに収まるので良好な使い勝手です。
その3。3分間の延長が可能になった。
こちらは3.0で不満だった点が解消された感じですね。非常に有難いです。
その4。マウスピース側のメンテナンスが楽。
これは3.0でも同じ事が言えるのですが、ぶっちゃけマウスピース側のヒートシンクごとぬるま湯に漬けて、丸洗い可能なのが便利でした。
(推奨されているかは知らないので、自己責任でお願いします)
使って居ると結構シャグ屑やら苦汁やらの付着物が溜まってきて喫味が悪化しちゃうので、結構重要です。
定期的にメンテナンスする事を考えると、結構楽なんですよね。
その5。510規格のマウスピースが使える&流用出来る。
これは3.0でも同じメリットなので、詳細は割愛。
その6。チャンバー内の清掃が少しだけ楽になった。
3.0ではチャンバー内底面が金属のメッシュだったのが、全面セラミックになったおかげでチャンバー内の掃除が楽になりました。
その7。3.0と比較すれば立ち上がりが早い。
そのまんまですね。電源ONからあっと言う間に設定温度まで上昇するので、結構すぐに吸えます。
・デメリット
その1。チャンバー径は変化無しだが、ヒートシンク径がサイズダウンした事で、3.0のヒートシンクが流用出来ない。
個人的に残念な点ですね。
相変わらず3.0も使って居るのですが、マウスピースの付け替えが面倒臭くて・・・。
お気に入りのロングのマウスピースは絶版になっているので、本当に困ったものです。
その2。強く薦める理由が弱くなった。
ぶっちゃけてしまいますが、個人的に今からヴェポライザーデビューされる方にお薦めするなら、Fenix+の方をお薦めします。
ヘビースモーカーな方だったら、まだお薦め出来るのですが・・・。
その3。シャグ詰めが若干面倒になった。
これはヒートシンク径がサイズダウンした事も関係しているのかも知れませんが、若干ですがシャグが詰めにくくなっていると感じました。
Fenix+について。
とりあえず1週間強ほど使用してみて、結局「純正のマウスピースが使いやすいのでは?」って結論に達しました。
今は510規格の互換パーツに安いシリコンマウスピースを使って、190度設定で吸って居ます。
前話の使用感レビューではアイコスのフィルターを使っていましたが、なんだかこっちの方がいい感じ。
設定温度も低めになりましたが、ちゃんとキック感も得られる様になったので、「純正品も考えて創られていたんだなぁ」と感じました。
(まぁ私の場合は純正品じゃなくて安物を使って居ますが、ショート&フィルターレスなのでほぼ同じ感じです)
・メリット
その1。1万円以下で買えるセミコンベクションモデル。
まぁそのまんまですね。本体価格の割にはお得だと思います。
「“セミ”とは言えコンベクションモデルだし、味も出やすいのかな?」って感想です。
まぁ気持ちの問題かも知れませんが。
その2。シャグ詰めがしやすい。
これが結構重要で、毎回のシャグ詰めがかなり楽な感じです。
チャンバーへの間口が広いと言えばいいのかな?適当に摘まんでサササッと詰められます。
シャグ詰め用の道具が無くても指一本でイケます。コレはマジで便利。
その3。シャグポンがしやすい。
チャンバー径が大きいせいか、シャグポンが非常にしやすいです。
チャンバーは1週間ノーメンテでも、シャグポンが出来なかったのは発酵したカロ・ミオを詰め過ぎた1回のみ。
これって結構凄い事だと個人的には思います。
(ちなみに購入後から今までずっとチャンバーの方はノーメンテですが、「若干茶色っぽくなったかな?」程度で、まだまだメンテナンスする必要があるとは思えません)
その4。設定温度等が豊富で、色々と試せる。
最近の流行りなのかも知れませんが、設定温度だけでも6段階あるので、十分だと思います。
シャグやその時の気分によって喫味を変えられるのは、本当に良い事です♪
その5。あってよかった延長機能。
これもそのまんまですね。「もうちょっとだけ吸いたいなぁ」って時に、本当に便利です。
・デメリット(ちょっと辛口で批評しています)
その1。バッテリーの持ちが悪い。
何度か連続して吸って居ると、すぐにバッテリーが切れてしまいます。
特に外出時に使用するのには向かないんじゃないかなぁ。
一応急速充電にも対応していますが、その場合でも本体&シャグ&モバイルバッテリーが必要になってくるので、ちょっと考えモノです。
その2。マウスピース側のメンテナンスが面倒臭い。
まぁこれは他のヴェポライザーでも同様に言える事と言われればそうなのですが、Fenix+の場合はチャンバーに接する場所にメッシュがある為、内部清掃する時とかは分解清掃が必要になってきます。
また私の場合だと苦汁がかなり出ているので、C-VAPERの様に“ぬるま湯にチャポン”作戦が使えません。
(そもそも上蓋部分を水に濡らしていいものかどうかも不明ですし・・・)
あと、上蓋のメッシュ部分を固定するシリコンゴム(多分耐熱だとは思いますが)が結構ヤニ等で汚れる割に、なかなか汚れが落ちません。
シリコンゴム自体は別売もしていますが、使い捨てなのかな?(そんなに高くはないですが)
その3。充電時のインジケーターが底面にしか無い。
まぁスルーしてもいいのですが、充電していて「終わったかな~?」と思って確認する為に、いちいち底面のマイクロUSBの端子横のLEDをチェックしなくてはいけないので面倒です。
しかもそのLED部分って、USBの接続端子のすぐ傍にあるし・・・。
(一応充電時以外の時にバッテリー残量を確認する時は、電源ボタンを1回押せば上部LEDで色分けされているので、その辺では考えられているとは思います。
が、赤・黄・緑の3色だけっていうのも・・・。どうせ温度設定で6色使えるのなら、流用してくれればいいのに)
その4。ドローの調整が出来ない。
個人的にはもう少しドローが重めなのが好みなのですが、そもそも調整が出来ません。
指で底面の穴を塞ぐとかしないと出来ませんし、毎回同じ重さにする為にテープで塞ぐのも面倒だし・・・。
と言うか、「“セミ”コンベクションモデルで調整不可って駄目なんじゃないの?」って思います。
その5。温度設定が色分けされているだけなので、覚える必要がある。
コレ。ぶっちゃけC-VAPERみたいに液晶付けて欲しかったです。
今はもう慣れましたが、最初はいちいち「〇色は〇度だから~・・・」みたいな感じでした。
無くてもいいけど、あった方が絶対に便利な機能だと思うのですが、この辺でコストダウンしているのでしょうか?
以上です。
個人的にお薦めするのならケースバイケースですが、一応初ヴェポライザーの方だと想定してのお薦め。
C-VAPER4.0
ヘビースモーカーな方、外出時にもヴェポライザーを吸いたい方、特に味に拘りの無い方。
Fenix+
色々な味を試したい方、キック感よりも喫味を大事にされる方、部屋吸いメインな方。
と言った感じでしょうか?
色々と書きましたが、総括としてはこんな感じになります。
“どちらにも一長一短があるけど、それほど値段に違いは無いし、買って損はしないと思うよ!”
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