第163話 令和2年8月11日(火)早乙女隼人

 こんにちは。美優です。今日は愛理おばちゃんが早稲田出身のバイト生の面接をします。ではスタート。

駒沢愛理:こんにちは。私は従業員の駒沢愛理です。

早乙女隼人:私は早稲田出身の早乙女隼人22歳です。

深沢宝徳:私が社長の深沢宝徳だ。

深沢涼香:私が社長の妻の涼香です。

駒沢愛理:早速ですが。彼女はいますか?

早乙女隼人:は?仕事の面接では?

駒沢愛理:そうでしたね。仕事は各科目の解らないところを教えるのが仕事です。家庭教師の経験はありますか?

早乙女隼人:あります。

駒沢愛理:で、この彼女はいる?

早乙女隼人:いませんが。それが何か?

駒沢愛理:いえ。なんとなくタイプなので・・・。

早乙女隼人:ははは。

駒沢愛理:では、面接は以上です。会社には明日から来てください。

早乙女隼人:わ、わかりました。では失礼します。

 と、早乙女さんは帰っていきました。

駒沢愛理:どうだったかなあ。

深沢涼香:焦りすぎ。明日来なかったらどうするの?

駒沢愛理:私って魅力ない?

深沢涼香:私の妹よ。容姿はいいに決まってるじゃん。

深沢宝徳:なかなかいい男性だな。見た目は。

深沢涼香:これからが問題よね。

畑中優希:ギャーギャー。

畑中里奈:あーあ。優希がまた泣いた。今度は何?

深沢美優:ママ。Food。

深沢涼香:はいはい。プリンあげるね。

船橋千歳:仕事しながら育児ってすごいシステムですね。

駒沢愛理:確かに。

 と、今日はこれで終わります。またね。

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