第26話 令和2年3月27日(金)深沢塾の経営
今日も物語は始まります。今日ものんびり家で過ごしています。パパたちは大忙し。では、スタート。
深沢宝徳:涼香。今日の仕事は大変だったな。
深沢涼香:通信塾やり始めたら、手紙が一気に来たね。
駒沢愛理:問題の質問に答えるのがしんどかった。
深沢宝徳:これを機に何でも質問コーナーをやろうか。
畑中里奈:私は、なんか怖い気がします。
深沢宝徳:学生用に勉強のためだよ。教える科目は数学・国語・英語・理科・社会。小学生は数学が算数になるね。で、高校生は国語は現代文・古文・漢文で、理科は物理・化学・生物・地学で、社会は地理・日本史・世界史・倫理政経だね。分野によっては大学の分野を調べなきゃいけないかもしれない。だが、勉強がわからないところを教えてもらったら生徒がどんどんつくだろ。
駒沢愛理:大変よね。
深沢涼香:私は、今、この時期だからできることを何でもやった方がいいと思う。子供のカウンセリングもいいんじゃないかなあ。
畑中里奈:私たちだけでやり切れるでしょうか。
深沢宝徳:だから、もう1人雇いたいんだけど・・・。出社は難しいかなあ。
深沢涼香:家の近くならいいんじゃない。
畑中里奈:ビラでも撒いてバイト募集する?
深沢宝徳:だけど、学生時代の偏差値が70はないとね。近くでいるかなあ。
駒沢愛理:東大生が丁度いいわけね。
深沢宝徳:東大生じゃな無くても偏差値が70あればいいよ。
深沢涼香:で、結局私たちが作ったテストに満点を取る事かなあ。
畑中里奈:厳しいね。
深沢宝徳:とにかく、近所の人がいいからビラでも撒こう。
と、みんな賛成したのよ。そう。後1人バイト生を追加することにしたのよ。大人って大変だね。っていうか赤ちゃんはこんな時でも気楽だよね。
深沢美優:ギャー。ギャー。(ミルクほしい。)
深沢涼香:美優。ミルクね。
私もミルクほしいときはギャー。ギャー。言うだけだからほんと気楽だよね。
深沢宝徳:なんか、方向性は見えてきたな。
深沢涼香:テレ電話はどうするの?
深沢宝徳:テレ電話は料金を高く取らなきゃな。
駒沢愛理:いくらぐらい。
深沢宝徳:10分2000円かなあ。特に難しい問題ばかりが来そうだけどね。
深沢涼香:で、お手紙だと?
深沢宝徳:1枚1000円が妥当じゃないか?今は、それでやっているよな。
畑中里奈:でも、お徳用パックも作ったほうがいいですよ。例えば、10枚で8000円とか。
深沢宝徳:お徳用パックかあ。10000円で12枚分見ることができるお得券でも発行するか。
畑中里奈:私はそれでいいと思います。
深沢宝徳:まあ、とにかく券の発行もいいかもな。後日検討しよう。
と、パパたちの仕事の会話はこれまで。また。
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