第14話 令和2年3月15日(日)仕事の切り替え

 今日は私は家でのんびりしています。パパとママと愛理おばさんは会議をしています。その様子をちょこっと覗いてみましょう。

深沢涼香:で、これから仕事どうする?

深沢宝徳:塾から通信教育に切り替えるか?

駒沢愛理:4月から塾は再開しようよ。学校も4月からいきなり休みということはないよね。

深沢宝徳:でも、コロナは困ったなあ。コロナ対策はコロナが広がらないのは無理らしい。医療機関がパンクしない程度でコロナが広がるのが一番いいらしい。現にコロナにかかっても8割が軽症、重症の人でも6割が回復する。だが、コロナも一種の風邪の現症だ。ただ、正体が見えないだけ。だが問題なのは、今は、まだ行動を自粛しなきゃならないことだ。だから、ここは思い切って通信塾に切り替えるというのはどうだ?

駒沢愛理:でも、私は直接教えたいな。

深沢涼香:だったら、テレ電話を使う?料金がかかると思うけど。

深沢宝徳:俺はここは潔く通信塾にした方が子育てもしやすいと思うけどなあ。

深沢涼香:そうね。だから、宝徳さんは私の入院中ずーっとテキストを作っていたんだよね。

深沢宝徳:そうだ。

駒沢愛理:わかったよ。通信塾やってみようか。

深沢宝徳:話はまとまったな。

 と、パパは適応能力があるんだよね。そして、ママも柔軟性があるんだよ。

深沢美優:ギャー。ギャー。(お腹が空いた。)

深沢涼香:ミルクかなあ。

駒沢愛理:じゃあ、私のをあげようかな。

深沢涼香:愛理はオッパイ出ないでしょ。

 と、ママは私にオッパイをくれたのよ。

深沢宝徳:美優。ママのオッパイはおいしいか?

駒沢愛理:宝徳さん。飲みたそうね。代わりに私のをあげようか?

深沢涼香:愛理(怒)。

駒沢愛理:でも、宝徳さん欲しそうよ。

深沢宝徳:いや、まだ。涼香の体力が回復していない。そこは気遣わなきゃな。

深沢涼香:ミルクだけならいいよ。コップ持ってきて。

深沢宝徳:コップで飲むのかい。

 と、今日の深沢家も楽しく過ごしていました。

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