第146話 ヴィズとボズ

 ケトンらは岩場で休憩していた。すると、そこにヴィズとボズが現れた。

ヴィズ:貴様ら、大魔王シェニール様は貴様らの実力を試してこいと御命じになった。城の中で戦うわけにはいかないのでな。一度お前らを外に出して実力を試そうと思ったわけだ。

ケトン:俺たちと戦うわけだな。

ボズ:我々2人に勝ったら望みをかなえよう。

ウラン:話が早い。お前らに勝てば同盟を組んでもらえるわけだな。

ヴィズ:そうだ。

ウラン:ケトン。まずは俺が行く。

ヴィズ:ボズ。俺が先にやるぞ。

ボズ:好きにしろ。

ヴィズ:行くぞ。

ウラン:来い。

ヴィズ:「竜巻剣」

ウラン:「電光石火」

 と、相打ちになった。双方倒れて動けない。

ボズ:引き分けか。では、俺の相手は誰だ。

ケトン:俺が行こう。

ボズ:ケトンよ。俺はヴィズより上だぞ。

ケトン:四の五の言わずかかってこい。

ボズ:「鳳凰剣」

 ケトンはかわした。

ボズ:何。回避不可能の鳳凰剣をかわすとは。

ケトン:喰らえ。

 ケトンは会心の一撃をボズに与えた。

ボズ:ケトン。貴様は強すぎる。

ケトン:さあ、同盟を組んでもらおうか。

 と、そこにもう1人現れた。

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