第63話 ケトンの交渉

 ケトンとミクとウランとブタンはサマンサ王国へ帰った。

ヘキサン:ケトンよ。アインシュタイン博士に聞いてきたか?

ミク:賢者の宝石があればローラ王女の呪文で治せます。しかし、賢者の宝石は今はありません。

ブタン:代わりに秘薬を持ってきました。これで、持ちこたえて下さい。

ヘキサン:秘薬?毒じゃないだろうな。

ブタン:はあ?

デカン:まあいい。賢者の宝石なら実は全部は壊しておらん。まだ、2つほど残している。

ケトン:なら、ローラ王女に治してもらえればいいのでは?

デカン:ローラ王女が我々を治すと思うか?

ケトン:属国ではなく独立国にすればいいという条件であれば、ローラ王女は治してくれるのでは?

デカン:ヘキサン。これをどう思う。

ヘキサン:私はそれしかないと思います。

デカン:では、ケトンとミクとウランとブタン。ローラ王女を連れてまいれ。

ブタン:わかりました。

 と、ケトンとミクとウランとブタンはカイン王国へ行った。

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