第52話 アラニン王国のご褒美

 ケトンたちはアラニン王国へ戻った。

アラニン:ケトン、ミクよ、よく戻った。あの大勢の軍勢をよく倒したものだ。

ケトン:はい。

アラニン:で、望みの賢者の宝石はあげよう。だが、博士は不良品と言っていたぞ。

ブタン:不良品なら頂くわけにはまいりません。

アラニン:だが、今回の働きは見事であった。何か褒美を取らせる。何が欲しい?

ケトン:自分の能力をあげたい。

アラニン:ほう。あれだけの軍勢を倒してなお上げたいだと。

ケトン:あの軍勢はほとんどはミクがたとしたんだ。俺は少ししか倒していない。それに、みんな必殺技を持っている。俺だけない。それもつらい。それに精神系の攻撃に弱いどうすればいい?

アラニン:なるほど。悩みはたくさんあるようだな。なら、修行をすればいいのでは?

ケトン:どこで?

アラニン:サマンサ王国でできるだろ、ブタンよ。

ブタン:はい。できます。

ケトン:確かにそうだったな。

ミク:じゃあ、ご褒美は10万pのお金をください。

アラニン:たったそれだけでいいのか?

ミク:じゃあ、後で大魔王ダカンを倒すのに協力していただけませんか?

アラニン:わかった。では、下がってよいぞ。

ブタン:はい。

 と、ケトンとミクとブタンは城下町へ行った。

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