第50話 ファージ軍2万との対決

セリン:背後の敵は大体200人ぐらいだ。ここは私に任せてくれ。

 と、そこに左右からも音がする。

リシン:やばい。左右からもはさまっれている。左は私がやる。

ブタン:じゃあ、右は私だ。

セリン:じゃあ、ケトンとミクは先へ進んでくれ。

 と、ケトンとミクは先へ進んだ。と、そこにはファージが現れた。

ファージ:お前がケトンか。噂に聞いておる。

ケトン:ファージ。観念しろ。ここで終わりだ。

ファージ:いや、観念するのはケトンたちなのでは、わが軍はどれぐらいの数がいると思う?

ケトン:!!!。

ファージ:2万だよ。

 と、砦に隠れていたものがぞろぞろ出てきた。

ファージ:私には他の将軍と違って個人技はない。だが、この魔王軍は私の意のままに操れるのだ。降伏したまえ、ケトン。

ケトン:俺は最後まであきらめんぞ。

ファージ:さあ、皆の者、ケトンと小娘を生け捕りにしろ。

 と、2万の軍勢が一度にケトンとミクに襲い掛かってきた。

ミク:「サイクロン」

 と、ミクは台風を呼び起こし、2万の軍勢を吹き飛ばした。

ファージ:何!!!。小娘にこんな力があるとは、誤算だった。

ケトン:ファージ。ここまでだな。

ファージ:だが、軍勢を吹き飛ばしただけで倒してはいないぞ。皆の者、かかれ。

ミク:「雷2万発」

 と、雷がファージ軍全員に落ちて倒した。

ファージ:そんな馬鹿な。ここは退散するしかない。

 と、ファージは羽のようなものを取り出して飛んで逃げてしまった。

ケトン:逃がしたか。

















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