第13話 すり替えられた賢者の宝石
一方ミクとウランは町の宿屋にいた。ウランはうずくまり出した。
ウラン:う。う。呪いが出てきた。
ウランは苦しそうにもがいていた。
とそこにタイミングよくローラがやってきた。
ミク:ローラ王女。ここよ。
ローラ:ミク。大変よ。父上が暴走したの。賢者の宝石渡したでしょ。
ミク:それって、偽物のはずよ。アルザン山脈から持ってきた賢者の宝石はここにあるよ。
ローラ:え?まさか。・・・・・・。
ローラは動揺しだした。
ローラ:もしかして、町の店で宝石買わなかった?
ミク:買ったよ。
ローラ:大変。
ローラはびっくりした。
ミク:どうしたの?
ローラ:私がアルザン山脈の宝石と店の宝石をすり替えたのよ。父上が手にあひったら大変だからよ。
ミク:なるほど。ウランが店によったから宝石を渡してくれたんだね。
ローラ:でも、なんで店に賢者の宝石があるのがわかったの?
ミク:え?それはケトンが国王に偽の宝石を渡そうとして店の宝石を手に入れようとしたのよ。
ローラ:知ってたんじゃなく、偶然賢者の宝石を手に入れたのね。ミク。お父様に間違えて賢者の宝石を渡したみたい。どうしよう。ウランしか大魔王は倒せないのに。
ウラン:ローラか。俺は今お尋ね者にいなっている。これからどうすればいいかわからない。
ミク:まずはケトンと合流しましょう。
ウラン:俺は城へはいけない。
ローラ:じゃあ、私がケトンをここに連れてきてあげる。
ウラン:ケトンが来たら今後どうするか考えるんだな。
ローラ:ウラン。心配しないで。賢者の宝石を作った人に会いに行けばいいんだから。
ミク:なるほどね。その手があったね。
ローラ:でも、その人はどえらいケチでね。会うだけでも10000pのお金が必要なのよ。私が持っているのは50pだけ。
ミク:私は50p持っているよ。
ウラン:これはお金貯め集めの冒険になるな。
ローラ:じゃあ、お城へ行ってくる。
とローラはケトンを連れにお城へ行った。
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