第39話 理

二人の腕に掛かっていたモヤは全身に広がり、完全に視界を塞いでしまう。恐らく二人からはよく見えているのだろうが…


「見えまいて!」


「見えるはずが無いだろう!」


俺達は他の兵士達を相手にしているし、防御魔法だけでも……いや。必要は無さそうだ。


「「死ねやぁ!!」」


二人の攻撃を前に、集中力を高めていく健。

ピンと張り詰めた糸の様な空気感が健の周りに漂う。


龍雲牙りゅううんが。」


ボワっと健の白真刀を陽炎かげろうの様な物が覆う。あれが健の言うというやつだろうか…

星龍剣術と気の合わせ技はいくつか見せてもらったが、そのどれよりも洗練された技に見える。

時間にしてコンマ一秒にすら満たない刹那せつなだった。だが、健の振るう刀の軌道がスローモーションの様に見える。

ゆっくりと刀が横薙ぎに払われていく。まるで健だけが違う時間軸にいるような錯覚を覚える。

モヤの中から出てきた斧と刃を合わせる。健が刀を使う上で絶対にやらない事の一つだ。何故その一つを実行したのかは直ぐに分かった。

ゆっくりと刀の刃が斧の中に入っていく。ミスリル製の斧を斬っているのだ。


キーカの教えと健の剣術、そして気を使うとミスリルすら簡単に切り裂く刃となるなんて…

やっている事は気を纏わせた刀で斬り込む。という簡単な事だが、使う前の健の集中力を考えるとホイホイ使えるものでは無いのだろう。ただ、使った時は全てを切り裂く一刀となる。


自分達の斧が斬れる様など考えてもいなかった二人の顔がゆっくりと驚愕きょうがくの表情を作り出していく。


確かに二人の姿は見えていなかったかもしれない。だが、そもそもそんな事は関係ないのだ。そのモヤごと、そこにある全てを真っ二つにするのだから。


斧を斬られて健の一刀を止められる術が無くなった二人に健の刀が食い込んでいく。

皮膚や肉は当然ながら、骨さえも美しい断面を残して切り離されていく。


ザンッ!


二人を綺麗に真っ二つにした音が耳に残り、健の太刀筋が目に焼き付いて離れない。刀には一滴の血も付着しておらず、その一閃がどれ程の鋭さを持っていたかを示している。


「斧を斬るとか…聞いてないぜ兄貴…」


「慎重さが足り無いと……」


胸下から切り離された二人が地面に落ちると、思い出したかの様に血が吹き出してくる。


「う、嘘だろ………一撃…」


「こ、こんなのやってられるか!逃げるぞ!!」


誰かの叫び声を皮切りに鎧を着た兵士達がどんどんと奥へと走っていく。どうやらネフリテスと国軍の間の関係は強固とは言えないらしい。

蜘蛛の子を散らすように逃げていく兵士達。追う必要性は無いが、このままただ帰すというのでは、せっかく来てくれたのに申し訳無い。


「真琴様。ここは私にお任せ下さい。

ブラックスノウ。」


凛が魔法を唱えると、宮殿の中に真っ黒な雪がチラチラと舞う。ゆっくりと落ちてくる雪であるはずなのに、色だけでなくどこか普通の雪とは違う。


逃げ惑う兵士達の上から垂直に降ってくる雪。兵士達が巻き起こす風の影響を一切受けず、地面まで垂直落下している。


その一粒が逃げる兵士の肩に止まる。


ボコッ!


意味の分からない重厚な音が響くと、鎧は凹み、肩が外れている。

それでも雪は落下を止めず、鎧を貫通し、腕を貫通し地面へと辿り着き溶けるように消えていく。

また一人は、背中に受けた黒い雪によって地面にうつ伏せになり、それでも止まらぬ雪が背中から腹へと貫通する。


「どうなってんだあの雪…?」


「凛の魔法は魔法だ。考えるだけ無駄だよ。」


「いくら虚構とは言え…」


「一応、一定のことわりみたいな物があるらしいけどな。」


「そうなのか?どんな?」


「分かりません!」


「……ん?」


「という事だ。」


「なんだそりゃ?!」


「本人でも出来る出来ないの境界線が分からんらしい。全て試してみて使えそうなら使うって事だそうだ。」


「今更ながら凄いことやってんのな。」


「凛は誰よりも努力家でセンスもあるからな。魔力量なんて関係無しに最高のハスラーだよ。」


「姉様は最高ですからね!あの痛みも…ぐへへ…」


「お前ほんとブレないのな。」


「真琴様。終わりました。」


「助かったよ。これでここは綺麗になったな。」


「後はこの奥…ですね。」


宮殿の最奥へと続く大きな石扉。こんな大きな石扉、誰が開けるというのだろうか…いや。健は開けるのだが…


「それじゃあ行くぜぇ!!」


石扉に両手を置いてグッと力を込めて押す。ズズズッと石扉がゆっくり開いていく。


「全員!放てぇ!!!」


扉が開いて向こう側が見えるとほぼ同時に、扉の向こう側から大量の魔法が放たれる。

当然の作戦だろう。逆の立場でも同じ様に指示するしか無いと思う。ただ、それはこちらも承知している事。

残念ながら俺のクリスタルシールドを破れる攻撃は一つも無かったらしい。


「どういうことだ?!何故効かん?!」


「だから言ったでしょ。効かないよって。」


ネフリテスの人間だろう、全員に黒い模様が入っている。その一番奥に隠れる様に座っている男が焦った様に叫ぶ。

言葉を選ばずに言えば金ピカの服を着ただ。

服装から察するに教会の人種だろうか…ネフリテスの一番上には教会の人種が座っている…?


「ネフリテスが教会の犬だったとはな。」


「ネフリテスは我々教会に所属するエリート集団だ!口の利き方に気を付けろ!」


「あのー…それ言って良かったのかな…?」


「い…今はそれどころでは無いだろう!早くあやつらを殺せ!エリートならエリートらしくしてみろ!」


「はいはい。それじゃあやりますかね。」


豚の隣に立っているのは男性のエルフ。肩で真っ直ぐに切りそろえられた赤髪、ギョロっとした目。何より顔全体にまで施されている黒の契約に目を引かれる。


「君が漆黒の悪魔君か。」


「勝手に付けられた二つ名だけどな。」


「確かに凄い量の魔力だね。惚れ惚れしちゃうよ。」


「それはどうも。」


「君は非常に強い。他の何者も寄せ付けないほどにねぇ。」


「そんな事を思った事は無いんだけどな。」


「思っていないとしても、それが事実なんだよ。事実を変えることは出来ない。」


「……だからなんだって言うんだ?」


「君は強い。だけど、君には何より決定的な弱点がある。僕には無い弱点がね。」


「きゃっ?!」


「凛?!」


突然地面から現れた黒い鎖。それが凛の足に絡み付き、逃がさないと締め付ける。


「それは僕の作り出した魔法でね。スカーチェインと言うんだ。」


「禁術か…」


「第八位の闇魔法でね。僕を傷付けるとその子も同じ様に傷付くんだ。とても賢いやり方だろ?

あ、因みに。他の幹部の子達の様に中途半端な禁術では無いからね。下手な事をすると彼女は死ぬよ。」


「ちっ…」


「真琴様…申し訳ございません…」


「なんとかするから凛はじっとしてろ。」


「そう!それだよそれ!君の弱点はそこにあるんだ!」


「何が言いたい?」


「他の子達を守ろうとするあまり、君はいつも最善の手を打てない。だろ?

でも、僕にはそんな弱点は無いからね。利用出来るものは全て利用させてもらうよ。」


「はっはっはっ!良いぞビル!これぞナンバーワンだ!はっはっはっ!」


「うるさいなぁ…僕が喋ってるでしょ?」


「む…そ、そう怒るな…」


「……まぁいいか。

さて、悪魔君。君はどうする?僕を殺せばその子も死ぬよ。」


片手に持っていた槍の柄を地面に打ち付け、ニタリと笑う。

ナンバーワンと言われていた事と、金ピカ豚の態度から察するに、彼がネフリテスの実質的なトップだろう。

あの金ピカ豚はただのお飾りだ。


ポンと第八位の魔法を使った事を考えると、魔力量も相当な物。今までの奴らとは別格。


「なんで禁術を使いたがるんだ?」


「そうだね…僕から言わせてもらえば…なんで使っちゃいけないのか。だけどね。

そもそも使っちゃいけないのならなんで作ったのさ。

僕が思うにね。禁術は強過ぎたから禁止されたんだよ。

戦争しても被害が大きくならないように、どこかの国が力を持ち過ぎないように…」


「そんな一面も確かにあるだろうな。」


「一面?違う違う。これは真意だよ。じゃあ誰が禁止したのさ?世界が禁止したって言ったって、そこには絶対にの意思が存在するでしょ。そんな誰かの言うことを聞く義理は僕には無い。

使いたい魔法を使いたい時に使いたいだけ使う。それだけの事だよ。

ネフリテスはその思想を体現した組織ってだけさ。」


「……」


「本当は君にも分かっているんだろ?この世界には正解も不正解も無い事を。禁術を禁術たらしめているのは国々だと言うことを。

ドラゴンに君の魔法は強過ぎるから今日から禁止と言って聞いてくれるかい?そんな事は天地が裏返っても起きないさ。

なら僕だって、このネフリテスだって言うことを聞く必要は無いはずさ。」


「その通りだ!ネフリテスの研究成果を我々教会が吸い上げたって何も問題なんてありゃしないのさ!はっはっはっ!」


ゴトッ


嬉しそうに笑っていた金ピカ豚の頭が床に落ちる。

槍の刃先に着いた血をピッと振って飛ばすビル。


「何度も言わせないでよ。僕が喋ってるでしょ。」


速く力強い槍捌き。その腕前は達人級だろう。


「なんだったっけ…よく分からなくなってしまったよ。兎に角、僕は使いたい様に禁術を使う。」


「言いたいことは分からんでも無いが…」


「ほう。やっぱり悪魔君も分かってくれるか!」


「勘違いするな。お前の思想を肯定しているわけじゃない。」


「残念…」


「使いたい様に使って、そこに被害者がいるのであれば、少なくともその被害者にとってお前は悪でしかない。」


「悪?なにそれ。

弱いから悪いんだよ。この世の唯一絶対の真理は弱肉強食。そうだろう?

僕は食べる方で、弱い奴は肉になる方。それだけの事さ。」


「善悪の基準さえ捨ててしまったら、それは獣と変わらないだろ。」


「僕達は皆獣だろ?ねぇ。悪魔君。」


「……分かり合えるなんて事は絶対に無さそうだな。」


「だねぇ。」


「ならやる事は一つしかないな。」


「良いのかい?君達が僕に手を出せない事に変わりは無いのだよ?」


槍の刃先を頬に当てるビル。頬から滴る血がポトリと床に落ちる。

後ろに居る凛を見ると同じ様に頬から血を滴らせている。


「おい。二度とやるな。」


「なんだい?気に食わなかったかな?」


「……」


「そんなににらまないでくれよ。さてさて、どうしてくれるのか見物だねぇ…」


周りにいる連中も黒の契約を当たり前のように施している。人種なんてエルフや龍人種と比べたら寿命は無いに等しいというのに、それを更に減らす程に魅力的に見えるのだろうか…


「雑魚は任せた。」


「相手は俺がするぞ?」


「いや。大丈夫だ。」


「…………分かった。」


健は迷ったが飲み込んでくれたらしい。俺が気が付かず凛に禁術を掛けられたとうれいている事を見透かされたのだろう。


「マコトはリンを助けて。」


「あぁ。頼むよ。」


他の皆は向かってくる者達を蹴散らす為に前に出てくれている。俺がやるべき事は凛を助けてビルを叩き潰す。


「真琴様……」


「そんな情けない顔するな。俺がなんとかしてやるから。」


「……はい…」


狙われた相手が俺だったとしても恐らく防げなかった。誰一人として反応出来なかった魔法だ。自分の失態だと思っているみたいだが、凛に落ち度は無い。だが今はそれを伝えるより先にこの魔法を解除、もしくは無効化しなければならない。


「僕もそろそろ行くよ!」


槍を構えたビルが一足で目の前まで飛んでくる。

速い。

クリスタルシールドで防ぐ事は出来るから、槍によって防御を突破される事は無いが…


ボボッ!


耳元で聞こえる炎の燃え盛る音。咄嗟に体を捻るが避け切れず髪を少し焦がされ、嫌な臭いが鼻を突く。


「顔面を狙ったんだけどねぇ。」


悔しくも無さそうに言うビル。クリスタルシェルを使っても中に火を放たれれば意味が無い。これが本当の魔法と槍を使いこなす相手との戦闘…という事だろう。


ボッ!


目の前に出現する炎。顔を後ろに引いて避けるが、炎の消えた先からビルの槍が向かってくる。


ガキンッ!


「今のは惜しかったねぇ。

それにしてもそのクリスタルのシールド。硬いねぇ。傷すら付かないなんて少し嫉妬しちゃうよ。」


戦闘中だと言うのによく喋る奴だ。


気を取られずに考えなければ…

この禁術。スカーチェインについての知識は今のところ無い。ただ、禁術とはいえあくまでも魔法であり、凛の使う様な虚構魔法では無いはず。となれば必ずこの禁術を説明出来る理がある。それさえ見付けられれば、この禁術を解く鍵になる。


スレスレの攻防の中、頭を必死に働かせる。

身体中に焦げ跡を作ってはいるが、大した怪我は今のところ無い。それ程運動神経が良い方では無いと思っていたが、皆の動きを日頃から見ているからか…それとなく避けられるものだ。


ただ、それとなくであり結局のところ避け切れないのだが…


「取ったよ!」


鋭い突きが俺の首元に向かってくる。避けられそうにはない。ただ、そもそも避けられるとは思っていなかったのだし当然と言えば当然の結果だ。


ガギッ!


「……ここまで防がれると僕もイライラしてくるよ。」


首元の肌に張り付ける様に生成したクリスタルシールドが槍の先端を防ぐ。クリスタルシールドの形状を変えただけだが、敢えて名付けるとしたらクリスタルスキン。かな。


「凛。」


「はい。」


「先に謝っておく。」


「…この身は既に真琴様に捧げております。如何様いかようにも。」


当然でしょう。とでも言いたげに俺の目を真っ直ぐに見る凛。その目に恐怖は一切無い。

信頼してくれているという事がひしひしと伝わってくる。ならばその信頼に応える義務が俺にはあるだろう。


「そろそろ反撃するぞ。」


「良いのかい?」


杖を振るとビルの足元から木の蔦が勢い良く生えてくる。それを槍を使って切断しながら後方へと飛ぶ。


「僕を無傷で捕まえようって事かい?それはさせないよ。」


「そんなつもりは無いさ。」


「っ?!」


後方へと飛んだ先に用意しておいたクリスタルランスがビルの腕にかすり傷程度の傷を作る。


「っ!」


凛の顔が痛みに歪み、腕から血が出てくる。


「僕も傷付けるとその子も傷付けると言ったろ?」


「これで良いんだよ。」


ビルを傷付けた後、0.5秒程度の間隔を空けて凛に傷が入った。

これが意味する所は、完全に二人が同一化しているのではなく、ビルへの攻撃を何かしらの方法で凛へと伝えているという事だ。

伝えているという事は、つまり伝えるためのバイパスが存在するはず。一番怪しいのは凛の足に絡み付いている鎖だが、まだ結論を出すには早すぎる。

間違った一手を打てば凛は死んでしまう。慎重に観察するべきだろう。


そもそもどうやって傷を判別して凛へと伝えているのだろうか…?

鎖が同じ部位に同じ様に傷を付けている様子は無い。

ビルから何かをしている様子も無い。


「何をそんなに考えているんだい?そんな上の空で僕の攻撃を避け続けられるかな?」


思考を邪魔する様にビルの槍が次々と襲ってくる。

鬱陶うっとうしい限りだが、なんとか耐えしのぐ他ない。


ビルの体に起きた変化、傷を受けるという変化を認識する方法はいくつかある。しかしそれを凛へと転写しようとすると、方法は限られてくる。

凛の周辺に外傷を与える存在が感じられないとなると、その中でも更に限定される。


そして俺が考えられる結論は一つ。


ただ、その方法ならば必ずどこかに………


「見付けた。」


「何をだい?」


「お前を殺す方法だよ。」


「だから僕が死ねばその子も死ぬって言ってるだろ?それとも諦めてその子をも殺すのかい?

それならそれで僕は満足だけどねぇ。僕の禁術にあらがう術無く屈服する。まさに弱者の証だねぇ。」


「それはやってみないと分からないだろ?」


「……」


「どうした?」


「……いや。やってみると良いさ。後悔するのは君だからねぇ。」


「言われなくてもやるさ。その為にここに来たんだからな。」


「くくく…君の絶望に満ちた顔を見られるなんて僕は運が良いのだろうねぇ。」


槍の切っ先を俺に向けるビル。恐らく彼もこの一合が最後になると考えているのだろう。それがどんな結果になろうと。


槍の先端に炎がまとわり付き、ユラユラと切っ先が揺れる。


「行くよ!」


ビルの足が地面を蹴る。直線的に飛んでくるビルの槍がグネグネと曲がって見える。切っ先がどこか判断が付かない。


見えないものを見ようとしても時間の無駄だ。見えないならば見えないままにじ伏せる。


杖を振り、俺の前面にクリスタルシールドを張る。恐らくこれは躱して攻撃しに来る。一瞬。一瞬だけビルの目から逃れられればそれでいい。


「無駄無駄ー!」


クリスタルシールドの裏に炎を出現させ、俺の顔を焼く。

ジュッという音がする。


「真琴様?!」


「遅いんだよぉ!!」


ドスッ…


首元に伸びる槍の柄がみえる。


「くくく………アハハ!!だから君は弱いって言ったんだよぉ!!」


ご満悦なのか、それまでより躊躇ちゅうちょの無い笑い声を響かせる。


「真琴様…真琴様!!」


凛の泣き声に近い声が後ろから聞こえてくる。


「僕はいつでも食べる側なのさぁ!はははは!」


ドスッ…


「ははは……は…?」


ビルは自分の胸に見えるクリスタルランスの柄に手をやる。


「ごふっ……

しまったなぁ…気を抜きすぎちゃったよ…」


よろよろと後ろへと後退しなんとか留まるビル。しかしその胸からは血が止めどなく流れている。

互いの武器に付与した魔法には治癒魔法や回復薬の阻害効果も付与されている。これは近接戦闘の基本だし当然だ。つまり、俺が死ななければビルは治癒魔法を使えない。逆もまた然りだが。


「僕の槍は…届いていなかったようだね…」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る