第38話 エメラ

全員で化け物に向かって攻撃を仕掛ける。再生能力はすこぶる高いが、防御力はほぼゼロ。どんな攻撃も肉を割く。

その度に血飛沫を上げる化け物。

血を失い過ぎたのか少しずつ動きがより鈍くなっていく。


「このまま攻撃を続けろ!」


「はい!」


「もっと!もっとよ!あなたの力はそんな物じゃ無いはずよ!」


傍観していたエメラが化け物に向かって魔法を掛ける。


「ヴァァァァア゛ァア゛ア゛!!」


患苦かんくの感情を抑えられない声が反響する。


化け物の体表がボコボコと波打ち、体が膨らみ上がる。最早見た目は大きなナメクジの様な形だ。人型の要素は皆無となり、かろうじて判別できるのは目と口くらいのものだろう。


醜悪を体現したような生き物に凛とリーシャは口と鼻を手で覆い眉を寄せる。


「来た来た来た来たーー!!あははははは!アハハ!!」


化け物よりも化け物らしい醜悪な笑顔で笑うエメラ。俺はそちらに対して眉を寄せる。


この化け物を作り出したのは間違いなくエメラだろう。どんなものかは分からないがまず間違いなく禁術。今は肉に埋もれて見えなくなった鎖付きの枷のせいで彼女に手出しが出来ないのだろうが、殺したいのは俺ではなくエメラの方なのでは無いのだらうか…それとも彼女の命令には逆らえないという事だろうか…どちらにせよ、こんな魔法を作り出したのはやつの事を心底軽蔑する。


「さぁさぁさぁ!行きなさい!殺りなさい!思うがままに!」


「ヴァアァアァア!!」


化け物の前面にいくつも重なって出現する魔法陣。


「避けろ!!」


俺の声が響き渡り、魔法陣の向いている直線上にいた凛とプリネラが横に飛ぶ。


魔法陣から発射されたのは超高圧縮された光魔法。魔法としてはホワイトノヴァだが、その域は完全に逸脱した威力。

地面を有無を言わさず溶かし、二人のいた位置を超えて洞窟内の壁に真円の穴を穿つ。


「ヴァァァァア!」


「連射出来るのかよ?!」


更にもう一度ど魔法陣が展開される。そう何度もフリーで撃たせてやるつもりは無い。


「撃てるのはお前だけじゃ無いんだっての!」


俺もホワイトノヴァを発動して化け物よりも早く撃ち込む。

胴体であろう部分に着弾し、貫通した事で化け物の発動した魔法が狙いを外して斜め上へと発射される。


肉の焦げる臭いと煙が上がるが、それもグチュグチュと再生されていく。


「あぁ……良いわ……美しい……」


恍惚こうこつの表情で化け物を見つめるエメラ。


「狂ってるな…」


「私が狂っている?違うわ。狂っているのはこの世界の方よ!私の力で浄化するのよ!今からね!

手始めにあなた達を浄化する所から始めるの。この子の性能も検証できた事だし、あなた達は用済みよ。そろそろ死になさいな。」


興味を失ったのかエメラの顔からは感情が消え、冷たい視線を向けてくる。


言葉に反応したのか、化け物がビクンと体を動かし、再度魔法陣を展開する。


「ゴァァアア!!」


化け物は特大の火球を作り出す。周りの空気が熱されて気流を起こし、地下に風が吹き荒れる。


「ゴロァァァァア!!」


「避けて下さい!真琴様!!」


「……」


「真琴様?!」


目の前に広がる炎。真っ赤で熱く、まるで今までぶつけてきた恨みの全てを含んでいる様な気がする。

そしてその憎しみの意図がやっと汲み取れた。


パァァン!!


風船の割れた様な鋭い音が聞こえると同時に目の前に迫っていた特大の火球が完全に消え失せる。

炎の近くにあった空気を無属性魔法で移動し、真空に近い状況を作り上げた。火は真空では燃えないというのは誰にでも分かる化学だ。

そして破裂音は真空を解いた時の音。下手をすれば鼓膜こまくも破れる振動となるが、分かっていれば対策は簡単だ。


「殺して欲しい…のか……ランビ-トルビータ。」


「トルビータ?!あのジゼトルスの?!」


「えぇ。そうよ。あなた達に仕返ししたいって言うから力を与えてあげたのよ。」


なんの抑揚よくようも無い声で言うエメラ。


「ゴロ゛……ゴロジデ……」


「まだ自我が有るなんて驚きね?!これは新たな発見だわ!」


「なんて…惨い事を…」


「そうか。分かった。」


「こいつらを殺してもう一度実験をしないと!」


「お前は俺達の敵だったが…これ以上の苦痛を与える気にはならない。安心しろ。一瞬で終わらせてやる。」


「ヴォォ……」


「は?坊や。いくらなんでも調子に乗り過ぎよ。

この子はそんなに簡単に倒せる様な存在ではないわよ。

さぁ。やってしまいなさい。殺したら帰って実験の続きよ。」


「ヴァァァァア!!!」


「今楽にしてやる。」


変わり果てたトルビータに杖を向ける。トルビータも何か魔法を使おうとしている様子だが、俺の方が早く完成する。


「じゃあな。」


「ゴォォォォオオオ!!!」


ザクッ!!


俺の肩越しに突き出されたのは白い炎の刀。炎鬼の刀だ。


「な、なんなのよそれは?!そんなの知らない!そんな魔法知らないわ!!」


突き刺された部分に炎鬼の白炎がトルビータを包み込んでいく。発動させようとしていた魔法は完成する事無く空中に霧散していく。

一瞬で全身に広がった白炎はトルビータの体が完全に無くなるまで消えることは無い。ただ、この炎は肉体を燃やすのではなくさせる。

痛いと感じる前にその部分は蒸気となっていくだろう。


「ヴォォ………」


何か恨み言の一つでも言いたかっのか…それは分からないが、最後に何かを口にしてトルビータは枷ごと完全に消え去る。


「そ、そんな!私の可愛いあの子が!!」


取り乱し何も無いくうを掴もうとするエメラ。


「人の趣味にとやかく言う気は無いが…これは流石に俺も頭に来るぜ。」


「私の……私の可愛い子供ガァァァ!!!」


冷静だった顔は怒りの表情へと変わり、歯を剥き出しにして俺を睨み付ける。


「悪いがお前にこいつは使わない。」


炎鬼を消し、エメラの正面に立つ。

魔力消費の大きな炎鬼をこれ以上無為に出しておく必要は無い。

トルビータの体はシャルと違って時を巻き戻す様な再生ではなく、細胞分裂が過剰に起こり再生している様な再生だった。だからこそ炎鬼の炎が効くと分かった。

しかしエメラ一人を相手に…なんて勿体ない事はしてやらない。


「なんだ?何を怒っているんだ?」


「さぁ?俺に聞かれても分からんぞ。」


「私に聞かれても理解し兼ねますよ。」


「きっ……このっ……」


わなわなと震えるエメラを眺めながら首を傾げると、更に怒りが増したのか目を見開いて言葉にならない言葉を口から漏らす。


「何が言いたいのかさっぱり分からんな。」


「シネェェェエエ!!!!」


エメラの周りを取り巻くようにメキメキと音を立てて木が伸びてくる。

大した魔力だ。ドライアドには遠く及ばないが、エルフの中ではかなりの物だろう。黒の契約を施しているだけの事も、幹部をやっているだけの事もある。


「うるせぇ!」


頬肉の柔らかい感触が拳に伝わってくる。グルグルと体を回転させながら数メートル後ろに飛んでいくエメラ。


「がっ…あぁ………」


殴られた頬を両手で抑えながら地面の上をのたうち回る。


「マコトが殴った。」


「初めて見たぜ…綺麗なストレートだったな…」


「ちょっとだけ苛立ってたから。」


「ちょっと…では無さそうだけどな…」


「なんだ?もう終わりか?」


「うっ……ぐっ…」


腫れ上がった頬を抑えてこちらを睨み付けるエメラ。女性を殴るなんて…とか言い出さないだろうな?残念だがこんな奴を女性だと思える感性は俺の中には存在しない。多分そんな事が言いたいのでは無いだろうが…


「何が言いたいのか分からないが、別に聞いてやる気も答えてやる気も既に無い。

苦痛の中で死んでくれ。それがトルビータの手向たむけくらいにはなるだろう。」


地面に座るエメラが、地面に置いていた手をサッ胸の前に引っ込める。エメラが手を置いていた場所には小さなサソリ。その体は氷で出来ていて、カタカタと音を立てながら地面の上を歩いている。

エメラの行動はサソリの尻尾に刺され突然の痛みに手を引いたという事だ。


このサソリはアイススコーピオン。俺の作り出した第六位の魔法。日本にいた時からサソリという生き物は危険視され、その尻尾から出る毒は死をもたらす毒として有名だ。

このアイススコーピオンの毒は更に危険だ。第六位程の魔力が必要とは思えない小さな体の中には金平糖の様な形をした、更に小さな氷の粒が装填されている。

そのままではあまり意味を成さないが、この氷の粒が血液に触れると増殖、成長する様になっている。

それがどれ程の意味を持つかはエメラには理解出来ないだろう。いや。今から理解するのだが。


「な、なにっ?!サソリ?!」


「そいつは怖いぞ?」


「こんなもので私が殺せるとでも?!頭の悪いガキはこれだから……」


「どうした?」


「なにこれ…?なんなの?!」


「その毒は徐々に体を蝕んでいくんだ。まず初めにお前の体中へと駆け巡る。この時はまだ痛みを感じない。だが、体中に辿り着いた氷の粒が徐々に体の内側から組織を破壊する。

最初はチクチクと痛む程度だろう。」


「っ?!」


「そうだ。それが毒に侵されたという証拠だよ。」


「この糞ガキがぁ……あぁ!!痛い!痛いぃ!」


「そうだ。チクチクとした痛みは徐々に増していき、我慢出来ない程の激痛となる。全身が痛むだろ?

でも体内からの痛みだからな。どうする事も出来ない。

魔法でなんとか除去してみたらどうだ?」


「なんで?!魔法が!?私の魔力が!」


「この毒は賢くてな。一番最初。痛みの無い段階で襲うのは魔力口。魔力の出てくる場所だ。そこを完全に塞ぐ。」


「私の魔力がぁ!!」


「魔法が使えないのでは取り除く事も難しいよな。いくら黒の契約で魔力を増強しても魔法が使えないなら意味は無い。」


「返せぇ!私の魔力を返せぇぇえ!!」


「良いのか?興奮すると毒の進行が速くなるぞ?」


「あぎゃぁ!!」


体を抱えるようにして縮こまるエメラ。たった今抑えられない全身の痛みを感じている事だろう。


「あ゛ぁ!いだいぃー!!」


「そろそろ痛みで気がおかしくなりそうだろ?

成長して大きくなり続ける氷の粒が血管を破り、肉を破り、体から出てくるんだ。それは想像を絶する痛みだろうな。」


「い゛ぁ゛ぁ゛ーー!!!」


遂に皮膚を突き破って出てくる氷の結晶。赤い血がべっとりと付いている。引き抜こうとエメラがそれに触れるが、激痛によって遮られる。


あまりの痛みにエメラ気絶するが、数秒後に痛みでまた目を覚ます。それを繰り返していくとシャルのように痛みを感じなくなるか、もしくは…


「あははははは!アハははハはハハ!!」


気が触れる。


「もう十分だろう。」


「そうだな。後は任せろ。」


笑い転げるエメラの前に立ち刀を抜く健。


「あはハハはははハハ……」


最後は実に呆気なく、首を飛ばされるエメラ。やっているこちらも気分の良いものでは無い。無いが、シャルの事と言い許せるものでは無い。


「マコト。気に病む必要は無いよ。」


「あぁ…」


「先に進みましょう。」


「そうだな。」


目の前にあるのはこんな場所には似つかわしくない程立派な宮殿。クリーム色の石で作られ、先の戦いで魔法防御が張られている事は分かっている。


「この中にいるのでしょうか?」


「ネフリテスの親玉だよな…逃げたんじゃないのか?」


「逃げてどこに向かうと言うのですか?この国は完全にナイルニ教に染められた国。他のどの国も受け入れるのは躊躇うでしょう。」


「支部に逃げ込めば良いだろ?」


「こんな辺境の地から向かうのですか?私達を倒してしまった方が余程建設的で現実的な考えだと思いませんか?」


「ネフリテスだけじゃなく教会と国軍もいるんだ。逃げるなんて選択肢は無いだろうな。」


「それもそうか。俺達だけが相手なら数で押し潰せば良いだけの話だもんな。」


「恐らく中には恐ろしい数の兵士達が待ち構えているのでしょうね。」


「ここなら簡単に逃げられる心配も無いし、出入口を封鎖し、もしもの時に備えて兵士達を配備しておけば心配は無い…という事か。」


「俺達に残された道は前のみ。突き進むぞ。」


「そういうのは好きだぜ!」


「単純過ぎて逆に清々しい程ですね。」


「単純が一番だろ?なんかよく分からんことをこちょこちょ考えるのは苦手だ!」


「開き直りましたね。」


「馬鹿で結構!俺は馬鹿のまま突き進む!」


「阿呆な事を言ってないでさっさと行くぞ。上では妖精達が頑張ってくれているんだから。」


「そうだったな。よし!行くぜぇ!!」


健が魔法防御を抜けて宮殿へと走っていく。


「突き進むと突っ込むは違うぞ健?!」


「こういうのは勢いが大事なんだよ!」


宮殿内部からゾロゾロと出てくる兵士達。鎧姿から察するに国軍だろう。裏で繋がっていたことはほぼ確定していた様なものだが、やはり出てくるか。


「ウラァァ!!」


その中に突っ込んでいく健。シャルによって刀に付与された強化魔法で鎧や剣がバターのように斬れる。


「ケンは馬鹿なの?」


「シャル。彼は既にそれを自覚しているよ。」


「そうだった。」


「オラオラァ!」


敵陣のド真ん中で無双する健を止めようと次々と兵士達が向かっていく。勢いに乗っている健を援護した方がここは良いだろう。


「全員で健を援護するぞ!」


健が取り囲まれないように気を付けながら、魔法攻撃を撃ち落としながら無理矢理宮殿内部へと推し通る。


宮殿内部には更に多くの兵士達が待ち構えていてあっという間に取り囲まれる。相手としてはしてやったりといった所だろうが、俺達の狙いはこの状況。

俺達の事を取り囲み兵士達が密集するこの状況を作りたかったのだ。


「シャル!」


「任せて。」


シャルが片手を上へと上げる。その掌から全方位に散らばる様に赤雷の帯が伸びる。第四位雷魔法のパラライズ。殺傷能力はほぼ無いが、帯電を維持する魔法だ。

当然だが筋肉は言うことを聞かず痙攣を繰り返し続ける。死にはしないが実質的に戦闘不能状態へと陥る。恐ろしいのは鎧から鎧へと感電していき、密集する兵士達全てが効果を受ける所にある。

鎧を着た大量の兵士達に襲われた時の対処を決めておいたのだが、ここまで綺麗に決まると気持ちが良い。

その場にいた全員が苦悶の声を漏らしながら床に倒れて体を震わせている。


「これぞ一網打尽いちもうだじんだな!」


「離れてた奴らはまだ動けるから気を抜くなよ。」


「当然!進むぜぇ!!」


半数以上が一瞬で戦闘不能になりたじろぐ兵士達。

聞いていた話と違うとでも言いたげな顔だ。


「この先には通すな!ここで食い止めろ!」


「雑魚に用はねぇ!」


先に進む健を腰が引けた兵士達に止められるわけが無い。簡単に蹴散らされていく。


「お?なんかそれっぽい扉が見えるぞ。」


兵士達の奥には頑丈そうな石扉と、その前にこれまた頑丈そうなドワーフの男が二人。その手にはミスリル製の大きな斧が見える。他の兵士達とは違い鎧を着用しておらず、首元には黒い模様が見える。


「兄貴。ここは俺に任せてくれ。」


「生意気言ってねぇで構えろや。」


「たまには良いだろ?」


「ダメだ。」


「ったく。兄貴はいつも慎重過ぎるんだよ。」


「お前が雑すぎるだけだ。」


「はいはい。分かったよ。」


目の前の兵士達が斬られているというのにそんな事は知らないとばかりに会話を続けている。

兜の下に見える顔はそっくりで、首元の模様と同様に体を鏡写しの様に頬に傷がある。

整えられていない黒い髭と、その下に見える口がニヤリと笑うと白い歯が見える。


「「オラァァ!!」」


兄貴と呼ばれていたドワーフは右手で、もう一人は左手で斧を振り下ろす。

さっと身を引いてその斧を健が避けると、勢いが余って地面を打ち割る斧。


「さっきの力自慢よりマシだな。」


「あんな雑魚と一緒にされちゃ困るぜ。」


「俺は弟のシディ。」


「俺は兄のオブ。悪いが進軍はここまでにしてもらおう。」


「止めてみろよ。止められるならな。」


「兄貴。俺より生意気な奴が来たぜ?」


「慎重さに欠ける奴だな。」


「殺っちまおうぜ。」


「殺っちまおう。」


斧を担ぐ様に肩に構えるシディとオブ。


「「おりゃぁ!!」」


前に立つ健に左右から繰り出される息ピッタリの攻撃。見た目だけでなく動きも鏡写しだ。

健もさすがにさっきの様に力推しは出来ないらしく、その斧を下がって避ける。斧が空気を切り裂く音がここまで聞こえてくる。ある程度の防御魔法は掛けてあるが、当たればタダでは済まないだろう。


「エメラの奴を殺ったくらいで良い気になられちゃ困るんだよ。」


「しっかり躾てやらねぇとなぁ!」


二人が息を合わせて次々と入れ代わり立ち代わり攻撃を仕掛けてくる。右に左にと途中でどちらが兄でどちらが弟か分からなくなる。


だが、それがどうしたと言わんばかりに全てを紙一重で避ける健。


「ははは!こんなに兄貴との攻撃を避けられたのは初めてだぜ!おもしれぇ!」


「面白がるな。さっさと殺るぞ。」


「楽しませろよ!」


「ちっ。馬鹿が。」


「うっはっはー!」


二人は更にその勢いを増し、スピードもパワーも上がっていく。何より恐ろしいのは互いの斧を自由自在に受け取ったり手渡したりしながら攻撃のタイミングをズラす所にある。

片方が振り下ろそうとした斧を次の春歌にはもう片方が受け取って振り上げていたり、振り上げ終わったと思ったらもう一人が振り下ろしていたり…外から見ていてもよく分からない。

加えて闇魔法を用いてより認識しにくい様に腕や足に黒いモヤが掛けている為俺には何が何やら分からない。


健がそれでも尚変わらず紙一重で避け続けている理由が全く理解出来ないが…見えているのだろうか?


「こいつは凄いな!!」


「ここまで避けるとは…」


「だがここまでだぜ!行くぜぇ兄貴!」


「おうよ。」

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